
今夏の欧州サッカー移籍市場で数多くの「ビッグディール」が成立した中、マンチェスター・シティ(マンC)が巨額を投じて獲得したエンソ・フェルナンデスが、今後価値が下落する可能性が最も高い(失敗のリスクが最も大きい)移籍として挙げられ、大きな注目を集めています。
米スポーツ専門チャンネル『ESPN』は3日、今夏に欧州で行われた移籍の中から「失敗する可能性が最も高い移籍」11件を選定して公開しました。これは、単に選手の現在のパフォーマンスや実力のみを評価した単純なランキングではありません。
ESPNは、米プロフットボール(NFL)のアナリストであるケビン・コール氏と共に開発した独自の予測モデルを活用。過去4年間の大型移籍の事例をベースに、選手の年齢や移籍金、移籍当時のサッカー統計専門サイト『Transfermarkt(トランスファーマルクト)』における市場価値などをデータ化して反映しました。これによって、移籍1年後の選手の価値が、実際に支払われた移籍金と比較してどれほど上昇、あるいは下落するかを予測しています(なお、サウジアラビアのクラブへの移籍は今回の分析対象から除外されています)。
その結果、最も高い「リスク」を記録してしまった選手は、今夏にチェルシーを離れてマンCのユニフォームを着たエンソ・フェルナンデスでした。マンCがフェルナンデスを獲得するために支払った金額は、なんと1億4500万ユーロ(約246億円/約2350億ウォン)。しかし、彼の現在の市場価値は1億ユーロ(約170億円)と評価されています。
ESPNの予測モデルが算出した彼の「予想マイナス差額(projected negative differential)」は、なんと49.1%に達しました。ESPNは、フェルナンデスがチェルシーでの3シーズンにおいて、イングランド・プレミアリーグ(EPL)で2000分以上出場した同ポジションの選手たちの中で、独自の「占有価値」指標においてそれぞれ15位、7位、9位を記録するにとどまったという客観的なデータを指摘しています。


