元プロ野球選手のファン・ジェギュンが、トレンディな街として知られるソウル・聖水洞(ソンスドン)で経験した、手痛いカフェ事業の失敗談を率直に明かした。

元プロ野球選手でタレントのファン・ジェギュン(黄在均)が、過去にソウルの聖水洞(ソンスドン)地区でカフェ事業に相次いで挑戦し、短期間で撤退した経験を明かした。
2026年9月11日、YouTubeチャンネル「イルホアン」にて「ファン・ジェギュンはなぜ『ファッション王』になったのか?」と題した動画が公開され、ファン・ジェギュンがゲストとして出演した。動画内では、自身のファッション観やプライベートの歩み、指示された過去の苦い起業経験についてユーモアを交えながら語る姿が収められている。
聖水洞(ソンスドン)でのカフェ事業、相次ぐ早期閉店の過去
聖水洞の街を散策していたファン・ジェギュンは、あるデザートショップに立ち寄った際、自らの起業失敗談を切り出した。
彼は「3年前に意気揚々とベーグルカフェを開店したのだが、わずか5ヶ月で閉店することになった。その後、起死回生を狙ってサンドイッチカフェに業態を変更して再挑戦したが、それもわずか3ヶ月で失敗に終わった」と、自虐的な笑みを浮かべながら告白した。
同行していた制作陣から「合計しても1年も持たなかったということですね」と鋭い指摘を受けると、ファン・ジェギュンは「これでも自分は聖水洞の住人(聖水洞っ子)だ」と言い返し、現場の笑いを誘った。
聖水洞は、かつて町工場が立ち並ぶエリアであったが、近年は古い建物をリノベーションしたお洒落なカフェやポップアップストアが集まる「韓国のブルックリン」として急成長を遂げた。若者や観光客を引きつける一方で、家賃の高騰や競合店の乱立による「ジェントリフィケーション」が深刻化しており、新規参入した個人店舗が数ヶ月で閉店に追い込まれるケースも少なくない。ファン・ジェギュンの経験は、まさにこうした現地トレンドの厳しさを象徴していると言える。
独自のファッション哲学とトレンドスポットへの愛着
この日の動画で、ファン・ジェギュンは「ファッション王」という自身のニックネームについても言及した。「最初から完璧に着こなせたわけではない。何が自分に似合うかを意識しながら試行錯誤し、少しずつ成長してきた結果だ」と振り返った。

さらに、「かつてダンススポーツ系の個性的なファッションにも思い切って挑戦したことがある。その経験を通じて、普段はシンプルで無難にまとめつつ、ワンポイントだけアクセントを加えるのが正解だと気づいた」と自身のスタイルを説明した。SNSにコーディネート写真を頻繁に投稿する理由については、「自分自身が良い着こなしができていると自信を持っているからこそ発信している」と堂々と語った。
その後、聖水洞のお気に入りのセレクトショップを訪れた彼は、「聖水洞にはよく来る。歩いているだけで購買欲をそそる魅力的なショップがたくさんある。ファッション好きが集まるこの場所に、自分が外れるわけにはいかない」とジョークを交えつつ、スタッフからコーディネートを褒められると「自分は決して服のセンスがないわけではない。ちゃんと選んで着こなせている」と胸を張った。
現役引退とプライベートの転機、セカンドキャリアへの挑戦
ファン・ジェギュンは、プライベートでも大きな転機を迎えている。2022年に人気ガールズグループ「T-ARA(ティアラ)」のメンバーであるジヨンと結婚し大きな話題を集めたが、2024年に離婚を発表した。また、プロ野球選手としては2025年シーズンをもって現役を退いている。
長年一線で活躍したプロスポーツ選手が引退後、芸能界や実業界へ転身する「セカンドキャリア」の構築は、韓国でも関心の高いテーマである。タレントとしての卓越したトーク力や、過去のビジネスの失敗さえも笑いに変えるオープンなキャラクターは、視聴者から好意的に受け止められている。多くのバラエティ番組に精力的に出演する彼の今後の動向に、ファンやメディアの注目が集まっている。


