
サッカーの試合が14試合行われたが、ホームチームが一度も勝利できないという極めて異例の事態が発生した。一般的にサッカーにおいて顕著に現れるとされる「ホームアドバンテージ」を考慮すると、滅多に見られない衝撃的な結果となった。
先般、イングランド・プレミアリーグ(EPL)とスペインのラ・リーガの計14試合を対象に行われたサッカー勝敗予想投票「スポーツtoto(トト)」第52回において、ホームチームの勝利はわずか1試合も記録されなかった。最終的な結果は、アウェイチームの勝利が8試合、引き分けが6試合となった。
ホームアドバンテージの崩壊?対象14試合でホーム勝率0%の衝撃
一般的に、サッカーにおけるホームチームの勝率はアウェイチームよりも高くなる傾向がある。スポーツ統計専門の「Opta(オプタ)」によると、1992年のプレミアリーグ発足以来、全試合の45.8%でホームチームが勝利を収めている。2024-2025シーズンはホームチームの勝率が歴史的に見ても2番目に低い水準に落ち込んでいるが、それでも40.8%の勝率を維持している。
この数値を単純な確率論に当てはめて計算してみると、今回の「ホーム勝利ゼロ」がいかに驚異的な結果であるかが浮き彫りになる。
仮に14試合それぞれのホームチームの勝利確率を40%と仮定した場合、14試合すべてでホーム勝利が1回も発生しない確率は約0.078%(およそ1,300回に1回)に過ぎない。さらに、プレミアリーグの歴史的平均勝率である45.8%を適用すると、その確率は約0.019%(およそ5,300回に1回)にまで低下する。
もちろん、実際の対戦カードや個々の戦力差があるため、単純な確率計算がそのまま当てはまるわけではない。今回の対象試合には、アーセナル、バルセロナ、マンチェスター・シティ、アトレティコ・マドリードなど、アウェイ側が戦力的に優位と見られていたカードも含まれていた。しかし、それを加味したとしても、14試合を通して「ホーム勝利が一つもない」という状況は極めて異例の現象であると言える。
イングランドサッカー界における過去の「ホーム未勝利」記録
過去にもこれに類似した珍しい事例が記録されたことがある。昨年9月30日、イングランド・フットボールリーグ(EFL)のチャンピオンシップ(2部相当)およびリーグ1(3部相当)で開催された10試合すべてにおいて、ホームチームが勝利を逃す事態が発生した。当時の結果は7試合が引き分け、3試合がアウェイチームの勝利であった。
統計データを提供するOptaは当時、この出来事を「イングランドのプロリーグ史上、同日に開催された試合で記録された最多のホーム未勝利記録」として紹介した。それまでの最多記録は、1987年8月に記録された8試合であった。
今回のサッカーtoto第52回は、異なる国やリーグ(EPLとラ・リーガ)から選定された14試合を対象としているため、イングランド単一リーグの公式記録と直接比較することはできない。しかし、10試合連続のホーム未勝利が歴史的記録として扱われることを考慮すれば、今回の「14試合連続でホーム勝利なし」という結果がいかに規格外の出来事であるかが容易に理解できる。
大波乱の結果、韓国サッカーtotoでは1等当選者ゼロでキャリーオーバーに
このような相次ぐ番狂わせにより、14試合すべての勝敗を完全に的中させた「1等」の当選者は一人も現れなかった。
韓国における「スポーツtoto」は、政府が公認する国民体育振興公団によるスポーツ振興投票券制度の一環であり、国内外の試合結果を予想するゲームとして幅広く親しまれている。今回のように難易度の高い大波乱が起きると、当選難易度は跳ね上がる。今回の第52回における1等当選金(払戻金)の総額、5億5,168万6,000ウォン(日本円で約6,000万円相当)は全額が次回へと繰り越される(キャリーオーバー)結果となった。ネット上のサッカーファンの間でも「今回の波乱は予測不可能だった」「ホーム全滅はあまりにも不条理だ」といった驚きとため息が混じった反応が相次いでいる。


