中部地方は10月下旬、南部地方は11月初旬に紅葉が見頃に

紅葉の便りが聞こえたからといってすぐに車で出かけても、山の麓はまだ緑色のままかもしれません。紅葉の始まりと、旅行に最適な「見頃」は基準が異なるからです。2026年の紅葉予想時期を見ると、雪岳山(ソラクサン)は9月末から色づき始めますが、全国的な紅葉旅行のメインは10月中旬以降となります。
2026年 紅葉予想時期

今年の初紅葉は9月30日に雪岳山から始まる見通しです。平年より約2日遅いですが、残暑が長引いた昨年よりは2日早い予想です。紅葉は1日あたり約20〜25kmずつ南下します。中部地方は9月30日〜10月18日、南部地方は10月19日〜27日の間に初紅葉が見られるでしょう。
ここで言う「初紅葉」とは、山の頂上から全体の約20%が色づいた状態を指します。入り口や低地の探訪路まで赤く染まったという意味ではありません。一方、「見頃」は山全体の約80%が色づいた時点を指します。紅葉旅行の日程を決める際は、初紅葉よりも見頃の予想日を確認することをおすすめします。
雪岳山と中部地方

雪岳山は9月30日の初紅葉に続き、10月19日頃に見頃を迎えると予想されます。10月初旬に訪れると大青峰(テチョンボン)や高地から始まった紅葉を見ることができますが、千仏洞渓谷や低地まで色づいた風景を楽しむにはもう少し待つ必要があります。中部地方の見頃予想期間は10月19日〜11月1日です。
月岳山(ウォラクサン)は10月15日に初紅葉が始まり、10月28日頃に見頃を迎える見通しで、北漢山(プッカンサン)は11月1日頃が最も鮮やかになるでしょう。首都圏で10月中旬に紅葉旅行を計画すると、時期を外してしまう可能性が高いです。
南部地方は11月

智異山(チリサン)、内蔵山(ネジャンサン)、八公山(パルゴンサン)などの南部圏は、11月のスケジュールを検討する方が良いでしょう。初紅葉は10月19日〜27日の間に始まり、見頃は11月1日〜11日頃と予想されます。同じ南部圏でも標高や探訪路の場所によって差があります。山の頂上部は先に色づき、寺院や駐車場周辺は数日遅れて変化します。
今年2026年の紅葉予想時期が遅れた背景には、秋の気温の高さがあります。直近5年間、9月の全国平均気温は1990年代より2.3度、10月は1.4度高くなりました。初紅葉も同期間、智異山で14日、内蔵山で12日遅くなりました。
出発直前に再確認を

紅葉の展望は、8月の降水量と9〜10月の予想気温に基づいて算出されます。急に冷たい空気が流れ込んだり、雨や風が続いたりすると、実際の見頃は変わる可能性があります。現在発表されている展望の間でも、雪岳山の初紅葉は9月30日と10月3日と数日の差があります。週末の宿泊先は見頃予想日を中心に予約しつつ、キャンセル可能な条件を選択するのが安全です。
日帰りの場合は、出発の2〜3日前に現地の天気と国立公園の探訪情報を再確認してください。2026年の紅葉予想時期だけで見ると、雪岳山は10月の第3週、中部地方は10月の最終週、南部地方は11月の第1週が良さそうですね。

