
現在放送中のKBS2ドラマ『君以外との恋愛』で、爽やかなビジュアルと繊細な感情表現を披露し、多くの視聴者を魅了している俳優ソ・カンジュン。いまや実力派として確固たる地位を築いた彼の、新人時代の初々しい「過去の映像」がオンライン上で再浮上し、大きな話題を呼んでいる。
12年前の「黒歴史」映像がSNSで再び脚光

11月16日、韓国の主要動画配信(OTT)プラットフォームである「Wavve(ウェーブ)」の公式SNSアカウントに、一本の短い動画が投稿された。投稿には「現在は『君以外との恋愛』の罪作りな優しい男、しかし新人時代は誰よりも真剣な『Growl』の達人」というウィットに富んだ紹介文が添えられていた。
この映像は、2014年に放送されたMBCの人気バラエティ番組『ラジオスター』の一幕だ。当時デビュー間もない新人だったソ・カンジュンは、強烈なヒョウ柄の衣装を着用して登場。ピアノの前に座り、世界的人気グループEXO(エクソ)のヒット曲『Growl(ウルロン)』をキーボードで演奏する姿が収められている。
本人の直接コメントが引き起こした「ユーモラスな掛け合い」

映像の中のソ・カンジュンは、多少ぎこちなさの残るピアノ演奏でありながらも、非常に真剣な表情で鍵盤に向き合い、アレンジを加えるほどの情熱を見せていた。特に演奏の途中には、カメラを野性味あふれる鋭い眼差しで睨みつけながら、大真面目に「Growl」と合いの手(掛け声)を入れ、当時のスタジオを爆笑の渦に巻き込んだ。
この懐かしの映像が再びSNS上で拡散され話題になると、なんとソ・カンジュン本人が該当の投稿のコメント欄に直接登場した。彼は「あのさ、Wavveさん。僕が何か悪いことでもしましたか」とユーモアを交えて直接書き込み、ネットユーザーたちの笑いを誘った。
韓国の芸能界では、過去の少し気恥ずかしい新人時代の映像(現地では『黒歴史』や、恥ずかしさのあまり夜中に布団を蹴ることから『布団キック』と呼ばれる)を、スター自身が隠すことなくユーモラスに受け入れることで、親近感を持たれ好感度がさらに上昇するケースが多い。今回のソ・カンジュンの率直な対応も、まさにファンの心を掴む形となった。
話題作『君以外との恋愛』での熱演とこれまでの歩み
現在ソ・カンジュンは、最新主演ドラマ『君以外との恋愛』を通じて深みのある演技を披露している。同作は10年という長い恋愛の慣れ合いの中で、新たな感情の揺らぎに直面する恋人たちのリアルな関係性を描いたラブストーリーだ。彼は特有の優しさと大人の切なさを秘めた演技で視聴者の共感を呼んでいる。彼の活躍が光る『君以外との恋愛』は、毎週土曜・日曜の夜9時20分からKBS 2TVにて放送中だ。

2013年にウェブドラマ『放課後福不福』で芸能界入りを果たしたソ・カンジュンは、俳優5人で結成されたグループ「5urprise(サプライズ)」のメンバーとしても活動し、日本国内でも高い人気を集めてきた。その後、『家族なのにどうして』『華政(ファジョン)』『チーズ・イン・ザ・トラップ』など、数々の話題作で頭角を現した。昨年にはMBCドラマ『アンダーカバー・ハイスクール』での熱演が高く評価され、演技大賞の栄冠を手にしている。
過去のコミカルな挑戦から、現在の圧倒的な表現力を持つ役者へと成長を遂げたソ・カンジュン。過去の黒歴史すらも魅力的なエピソードに変えてしまう、飾らない人間味あふれる彼の今後の活動に、引き続き国内外から期待が寄せられている。


