
強制わいせつ事件の経緯と最高裁の判決
作曲家兼タレントのユ・ジェファンが、女性参加者に対する強制わいせつ罪で裁判にかけられ、最高裁判所にて罰金刑が最終的に確定しました。これにより、一連の法廷闘争は有罪判決という形で幕を閉じました。
10日、法曹界の情報によると、最高裁は強制わいせつ罪で起訴されたユ・ジェファンによる上告を棄却しました。これにより、控訴審で言い渡された罰金500万ウォン(約55万円)の判決が維持され、あわせて40時間の性暴力治療プログラム受講命令も確定しました。

犯行の手口と捜査の始まり
今回の事件は2023年に発生しました。ユ・ジェファンは、自身のSNSなどを通じて「無料作曲」プロジェクトを企画し、応募してきた女性被害者に接近しました。この作曲作業を口実に被害者と接触した際、不適切な身体的接触を加えたとされています。事件発覚後、被害者側による告訴を受けて捜査が開始され、検察は証拠に基づき彼を起訴しました。
法廷での主張と裁判所の判断
裁判の過程において、ユ・ジェファン側は当初、容疑を否認する姿勢を見せたり、減刑を求めたりする主張を繰り返しました。しかし、第一審裁判所は被害者側の証言に一貫性と具体性があると認め、罰金500万ウォンおよび性暴力治療プログラムの受講を命じる判決を下しました。
控訴審において、ユ・ジェファン側は「芸能界での活動が困難となり、現在は深刻な生活苦に直面している」と経済的な困窮を理由に減刑を訴えました。しかし、第二審裁判所は、被害者が負った精神的苦痛の深さと証言の信憑性を重く評価しました。「控訴審の量刑は適正であり、減刑に値する特別な事情の変化はない」として、弁護側の訴えを退けました。
韓国の司法において、被害者の一貫した証言は重要な証拠能力を持つ傾向にあり、今回の裁判でもそれが決定打となりました。最終的に最高裁も下級審の判断を支持し、ユ・ジェファンの有罪が法的に確定したことになります。この結果は、有名人が優越的な地位を利用して不適切な行為を行うことに対し、韓国社会および司法当局が厳格に対処する姿勢を改めて示すものとなりました。


