
米プロ野球メジャーリーグ(MLB)ロサンゼルス・ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手が、自身のSNSを通じてファンに向けた感謝と別れを匂わせるメッセージを公開し、注目を集めています。
シーズン終了後に明かした率直な心境
ヘルナンデスは18日、自身のインスタグラムを更新し、「ロサンゼルスの皆さん、私たちは最優先の目標である世界一には到達できませんでした。しかし、大きな枠組みで振り返れば、この3年間は本当に素晴らしい旅路でした」と投稿しました。
ドジャースは16日、本拠地ドジャースタジアムで行われたナショナルリーグ・チャンピオンシップシリーズ(NLCS)第4戦でミルウォーキーに4-6で敗れ、4連敗でワールドシリーズ進出を逃しました。今季の戦いが幕を閉じたことを受け、ヘルナンデスは長年応援を続けたファンにメッセージを送った形です。
文章の最後には「もしこれが私たちの最後になったとしても、皆さんに改めて心から感謝し、これからも永遠に愛し続けます」と書き添えられ、退団を示唆するような表現が話題となっています。
今季の苦難とポストシーズンでの活躍
ヘルナンデスの来季の去就に注目が集まる背景には、今季の契約形態と怪我の連続が関係しています。彼は今季開幕前にドジャースと1年契約を結びましたが、左肘の手術による遅れや、復帰直後に見舞われた脇腹の負傷の影響で、レギュラーシーズンでの出場は41試合にとどまりました。
それでもポストシーズンのエントリーには滑り込み、ディビジョンシリーズではアトランタのクリス・セール投手から貴重な決勝2ランホームランを放つなど勝負強さを発揮しました。ポストシーズン全体では12打数1安打という成績でした。
FA権取得とドジャースの補強課題
ヘルナンデスは今シーズン終了に伴い、フリーエージェント(FA)市場に出ることになります。現在ドジャースでは、ベテラン内野手のミゲル・ロハスが現役引退を表明したばかりであり、チームとしては複数の守備位置をこなせる右打ちのユーティリティプレイヤーの確保が急務となっています。
MLBの世界では、内外野を高水準で守れるベテランの存在は選手層の厚みに直結するため、ヘルナンデスの再契約の可能性についても現地メディアや専門家の間で議論が続いています。
残留を願うファンの声援
ヘルナンデスの投稿に対し、コメント欄には「チームを去らないでほしい」「絶対に残ってドジャースでプレイを続けてほしい」といった切実な声が殺到しました。投稿からわずか1時間余りで1000件を超えるコメントが寄せられるなど、ファンからの根強い人気と信頼の高さが浮き彫りとなっています。


