

イ・ガンイン(25)の新たなパートナーが決定した。スペインの強豪アトレティコ・マドリードが、ユヴェントス(イタリア)からカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッド(26)をレンタル移籍で獲得したことが明らかになった。
アトレティコは2日、クラブ公式ホームページを通じて「ユヴェントスとデイヴィッドのレンタル移籍で合意に達した。彼は2026-2027シーズン、アトレティコのユニフォームを纏って戦うことになる」と公式発表した。契約には2500万ユーロ(約397億ウォン相当)の移籍オプションが付帯しているという。加入に際し、デイヴィッドは「ここに来られて本当に光栄だ。アトレティコは非常に野心的なクラブ。目標はもちろん優勝であり、チームの勝利のために全力を尽くす覚悟だ」と意気込みを語った。


デイヴィッドは、最前線のストライカーを主戦場とする。俊足と鋭いオフ・ザ・ボールの動きで相手守備陣を切り崩すスタイルを武器とし、単なるフィニッシャーにとどまらない、ビルドアップへの貢献や連携プレーにも秀でた万能型攻撃手として知られている。
ベルギーのヘントでプロキャリアをスタートさせた彼は、通算83試合で37ゴール15アシストという驚異的な記録を叩き出し脚光を浴びた。その後LOSCリール(フランス)へとステップアップし、5シーズンで通算232試合109ゴール31アシストという傑出した数字を残して才能を完全開花させた。昨年移籍したユヴェントスでは、イタリア・セリエAという高い壁に挑んだものの、46試合で8ゴール5アシストとやや期待を下回る結果に。今回の移籍市場終盤でのアトレティコ入りは、彼にとってスペインの地での完全復活を期す再起の場となる。また、カナダ代表としては同国史上最多となる42ゴールを誇るエースであり、2026北中米ワールドカップでもカタール戦でのハットトリックをはじめとする大活躍で母国のベスト16進出の立役者となった。
アトレティコでの起用については、前線でのプレーが濃厚だ。現在、チームは正統派ストライカーのアレクサンダー・セルロートが負傷離脱中であり、直近ではアデモラ・ルックマンとイ・ガンインの2トップ、あるいはセビージャ戦のようにアレックス・バエナとイ・ガンインの組み合わせが見られるなど、流動的な運用が続いている。フリアン・アルバレスのコンディション復帰にはまだ時間を要すると見られ、デイヴィッドの加入は攻撃陣にとって大きなピースとなるはずだ。イ・ガンイン、バエナ、ルックマンらサイドもこなせる多才なアタッカー陣を抱えるだけに、ディエゴ・シメオネ監督がどのように彼らを最適化していくのか、戦術の幅が広がることは間違いない。
とりわけ、イ・ガンインとのコンビネーションにはファンからの期待も高まる。裏への抜け出しを得意とするデイヴィッドと、魔法のようなスルーパスを繰り出すイ・ガンイン。二人の相乗効果がアトレティコの攻撃をどこまで爆発させるのか、今後の戦いに注目が集まる。



