
ボーイズグループNCTのメンバー、チソンに対する悪質な誹謗中傷を行った人物に対し、罰金刑が言い渡されました。所属事務所のSMエンターテインメントは19日、チソンを巡るインターネット上の権利侵害行為に対する法的対応の現状を明らかにしました。
悪質投稿者への刑事処分と裁判所の判断
SMエンターテインメントによると、X(旧Twitter)やYouTube等のプラットフォームを通じてチソンを誹謗中傷し、侮辱的な投稿や動画を繰り返し掲載していたA氏に対し、一審で罰金500万ウォンの判決が下されました。
裁判所は、A氏が2022年から継続的に行ってきた投稿が「情報通信網法違反(名誉毀損)」および「侮辱罪」に該当すると判断しました。なお、A氏は判決を不服として控訴しており、現在は控訴審の判決を待っている状況です。韓国では近年、芸能人に対するオンライン上の名誉毀損に対して厳罰化が進んでおり、今回のような刑事処罰は、悪質な書き込みに対する抑止力として重要な前例となります。
法的措置の拡大とSMの「無寛容」原則
SMエンターテインメントはこれとは別に、チソンに恐怖心や不安感を誘発する行為を行った者たちについても、「情報通信網法」「ストーカー処罰法」「性暴力処罰法」違反の疑いで告訴しています。
特に最近では、オンライン上でチソンを対象に462件もの悪質な投稿を作成した人物を特定し、名誉毀損や脅迫などの疑いで告訴しており、現在捜査が進行中です。韓国の事務所は、アーティスト保護のためにSNS上のモニタリングを強化しており、特にファンからの通報を通じた証拠収集が重要な役割を果たしています。
SMエンターテインメントは声明の中で、「X、YouTube、スピンスピンなど、あらゆるオンラインプラットフォームから虚偽事実の流布や人身攻撃に関連する資料を継続的に収集している」と説明しました。さらに、「いかなる合意や善処も行わない。無寛容の原則に基づき、法的処分後も権利侵害行為が繰り返される場合は追加で告訴を行う」と強く警告しています。
今後の活動とアーティスト保護の動き
チソンは2016年にNCT DREAMのメンバーとしてデビューして以来、精力的に活動を続けてきました。NCT DREAMは、11月9日に正規6集となる『DREAM AFTER DREAM』の発売を控えており、カムバックに向けた準備を進めています。
オンライン上での誹謗中傷に対する所属事務所の厳格な対応は、アーティストの精神的健康を守り、健全な芸能活動を継続させるための不可欠な措置として業界全体で定着しつつあります。

