
現役引退後に舞い込んだ高額オファー
元サッカー韓国代表で現在はタレントとして活動するイ・チョンスが、選手引退後に海外クラブから10億円規模のオファーを受けていたことを明かしました。自身のYouTubeチャンネル「リチュンス(イ・チョンス)」にて、妻シム・ハウンと共に過去の決断を振り返る動画が公開され、当時の葛藤が語られました。
妻シム・ハウンが振り返る引退当時の思い

動画の中で、人生をやり直せるとしたら夫のどの選択を阻止したいかという質問に対し、妻のシム・ハウンは迷わず「引退」と回答しました。当時、サッカーに関する知識が乏しかったシム・ハウンは、夫の引退の申し出に深く考えず同意してしまったと告白しています。「食べられなくても何とかなると思っていたが、実際はそう甘くなかった」と冗談を交えつつ、当時を懐かしみました。
また、シム・ハウンは「夫はもっと長く現役を続けられたはず」と語り、休養期間を経てコンディションが回復していただけに、当時の引退は時期尚早であったという惜別の念を強く示しました。近年、Kリーグをはじめとするプロサッカー界では、栄養学やトレーニング方法の進化により、選手寿命がかつてよりも大幅に延びている傾向にあります。そうした現代の基準から見ても、イ・チョンスの引退は早すぎたのではないかという彼女の指摘は、ファンからも多くの共感を得ています。
10億ウォンを辞退した経緯と現在の心境

イ・チョンス自身も、引退直後の出来事を鮮明に記憶しています。彼は2015年にJTBCの人気報道番組「ニュースルーム」に出演し、ソン・ソクヒ・アンカーとのインタビューを通じて公式に引退を表明しました。しかし、そのわずか数日後、オーストラリアのAリーグ所属クラブから正式に獲得のオファーが届いたのです。
イ・チョンスは「提示された金額は10億ウォン(約1億円)を超える高額なものだった」と振り返りました。正式な文書として具体的な条件が提示されたものの、すでにテレビ番組を通じて引退を宣言してしまった後だったため、当時の彼は自身の発言に対する責任を重く受け止め、オファーを辞退する道を選びました。この決断は、自身のキャリアに幕を引くという決意の固さと、プロとしての誠実さを象徴するエピソードとして語られています。


