
ソウルと釜山の地下鉄の案内放送の声であり、アニメ『クレヨンしんちゃん』の母・野原みさえ役として愛された声優のカン・ヒソンさんが本日(4日)、この世を去りました。享年65歳。
カンさんの遺族側は、本日午前2時10分頃、仁済大学校上渓白病院にて故人が持病により息を引き取ったと伝えました。
故人は1979年にTBC声優劇会10期としてデビューし、放送統廃合を経てKBS声優15期として活動し、40年余りにわたり韓国を代表する声優として活躍しました。2013年から2016年までKBS声優劇会長を務め、韓国声優協会首席副理事長も歴任しました。
また、『赤毛のアン』をはじめ、『ベルサイユのばら』、『攻殻機動隊』など、様々なアニメで声の演技を披露しました。特に『クレヨンしんちゃん』では、しんちゃんの母・野原みさえ役とボーちゃん役を務め、幅広い世代から愛されました。
故人は2021年に大腸がんの肝転移と診断され、余命2年を宣告されましたが、抗がん剤治療中も『クレヨンしんちゃん』の劇場版や地下鉄の案内放送を録音するなど、声優としての情熱を注ぎ続けました。
遺族には1男1女がいます。葬儀場はソウル聖母病院葬儀場31号室に設けられ、出棺は6日午前7時40分です。埋葬地は龍仁公園オーナーズストーンです。
幼い頃から親しんできた温かい声がもう聞けないと思うと、胸が締め付けられる思いです。最後までプロとして情熱を燃やし続けたカン・ヒソンさんの姿は、多くの人々の心に深く刻まれることでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします。

