
ミュージカル『ベートーヴェン』が終演を控え、観客との最後の出会いを続けています。
来る8月11日にソウル世宗文化会館大劇場で幕を下ろす『ベートーヴェン』は、大規模なプロダクション改編を経て、より密度の高い物語と完成度を披露し、好評を博しています。特に、俳優たちのそれぞれ異なるキャラクター解釈が加わり、回を重ねるごとに違った魅力を伝えています。
今シーズンは、音楽家である以前に、人間「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」の人生に焦点を当てました。聴力を失うという試練の中でも芸術への信念を守り抜いたベートーヴェンの内面をより深く描き出し、観客の共感を呼んでいます。
ルートヴィヒ役はパク・ヒョシンとホン・グァンホが務め、それぞれ異なる色の舞台を完成させます。パク・ヒョシンは人物の孤独と傷を繊細な感情線で表現し深い余韻を残し、ホン・グァンホは爆発的なエネルギーと確かな歌唱力、そして自ら演奏するピアノでルートヴィヒの芸術的熱望を鮮やかに描き出します。
アントニ(トニー)・ブレンターノ役のユン・ゴンジュ、キム・ジヒョン、キム・ジウもまた、それぞれの解釈でベートーヴェンとの関係を完成させます。ここにカスパール・ヴァン・ベートーヴェン役のシン・ソンミンとキム・ドヒョンも、異なる魅力で劇の緊張感を高めます。
俳優の組み合わせによって人物間の関係や感情線が変わることも、今シーズンの見どころです。さらに、ベートーヴェンの『悲愴』や『皇帝』をモチーフにした音楽と、シルヴェスター・リーヴァイによる新曲『Forever True』、そして強烈な群舞とミザンセヌが加わり、作品への没入感を高めています。
なお、ミュージカル『ベートーヴェン』は、来る8月11日までソウル世宗文化会館大劇場で上演されます。
偉大な音楽家の苦悩と情熱を全身全霊で演じ切る俳優たちの姿に、胸が熱くなりますね。終演まで残りわずかですが、最後まで最高の舞台で観客を魅了し続けてくれることを心から応援しています。

