天安(チョナン)の教会で発生した児童死亡事件 ベッドに38時間拘束 MBC「実話探査隊」

天安の教会で11歳の児童が死亡した。27日に放送されるMBC「実話探査隊」では、11歳の児童による救助要請にもかかわらず、教会で死に至った理由と、いわゆる「霊が見える」と語る学習塾の先生、そして消えた金の行方を追跡する。
去る5日の夕方、緊急電話119に一本の通報が入った。通報があった場所はとある教会。教会で生活していたという11歳のソヌ君(仮名)は病院に搬送されたが、結局息を引き取った。ところが、ソヌ君の体から手首と足首を紐で縛っていたと疑われる痕跡が発見された。教会側は警察の調査に対し、子供が何度も外に出ようとするためベッドに38時間縛り付けていたという衝撃的な供述をした。わずか数日前にも二度も教会を抜け出したというソヌ君。子供はなぜそれほどまでに教会から逃げ出そうとしていたのだろうか。
これに先立ち、8月2日の午前6時頃、ソヌ君が向かった先は教会から約500メートル離れたコンビニだった。「実話探査隊」の制作陣は、当時のソヌ君の姿が収められたコンビニの防犯カメラ映像を独自に入手した。店内をうろついていたソヌ君は、客が入ってくると慎重に近づいて助けを求め、客の車に乗ってその場を去った。初めて会う大人と共に警察署まで行ったものの、子供は結局教会へと戻された。

そして翌日、再び教会を抜け出して見知らぬ市民に助けを求め、もう一度警察署を訪れたという…。しかし、二度目の救助要請にもかかわらず、ソヌ君はまた教会へと戻された。二度も自ら教会の外へ出て助けを求めた子供は、なぜ再びその場所へ戻らなければならなかったのか。子供を保護する空間と思われていた教会は、果たして安全な場所だったのだろうか。
20年以上学習塾を運営してきた先生。彼女は自分に霊感があり、幽霊が見えると語る。「幽霊の赤ん坊が泣く声が聞こえる」と言ったり、自分に危害を加えると「幽霊が呪いをかける」といった話もしていたという…。そんな学習塾の先生が、ある日知人たちに思いがけない提案を持ちかけた。自分に金を預ければ高い利子を受け取れるというものだ。しかし、約束した利子が滞りなく支払われ、順調に進んでいるように見えた取引は、ある瞬間から変わり始めた。

学習塾の先生の提案は、長年の知人だけでなく、直接教えていた教え子たちにまで及んだ。彼女を信じた人々が預けた金は、地元メディアによると約20億ウォンに上ると推定されている。しかし、ある時から金は支払われなくなり、返金を求めると「待て」という言葉を繰り返すばかりか、むしろ追加で金を預けるよう勧誘したという。
それだけでなく、自分に逆らう人には悪いことが起きると「呪い」をかけていたという。霊が見えると主張した学習塾の先生と、長年関係を築いてきた知人たちの間で何があったのか。27日夜9時放送のMBC「実話探査隊」で確認できる。
救いを求めていた幼い命が守られなかった事実に、胸が締め付けられる思いです。二度も自ら助けを求めた子供の勇気と、その声が届かなかった無念さを思うと、言葉もありません。真相が明らかになり、亡くなった子供の魂が少しでも安らかに眠れるよう心から祈ります。

