在日コリアン4世の女優・中村ゆりさん直腸がんで逝去、41歳の若さ 『パッチギ!』ヒロイン役、鈴木亮平ら共演者が追悼

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在日コリアン女優・ユリさん突然の訃報…日本芸能界が悲しみに包まれる

映画や舞台で独自の存在感を放った在日コリアン4世の女優、中村ゆり(なかむら・ゆり)さんが直腸がんのため逝去したことが明らかになりました。41歳という若さでの突然の訃報に、日本の芸能界や演劇界は深い悲しみに包まれています。

闘病を隠し続けた女優魂と、急転した容体

在日コリアン女優・ユリさん突然の訃報…日本芸能界が悲しみに包まれる

先月14日、中村さんが所属していた事務所は公式発表を通じて、「去る1日に中村ゆりさんが直腸がんのため逝去した」と公表しました。所属事務所の発表によると、中村さんは13年前にも大病を患った事実を公表していましたが、周囲に余計な心配や負担をかけたくないという本人の強い意志から、具体的な病名を伏せて精力的に活動を続けていました。しかし、昨年1月にがんが再発し、手術を行ったものの、その後に転移が確認されたとのことです。過酷な闘病生活を送りながらも、先月の復帰に向けて準備を進めていた最中、腸閉塞を併発。急遽、医師から余命宣告を受ける事態となりました。最期は家族や親しい人々に温かく見守られながら、穏やかに旅立ったと伝えられています。

共演者や関係者から寄せられる惜別の声

在日コリアン女優・ユリさん突然の訃報…日本芸能界が悲しみに包まれる

あまりにも早すぎる悲報に、生前の中村さんと縁の深かった多くの芸能関係者から追悼のコメントが寄せられています。2014年のNHK連続テレビ小説『花子とアン』で、中村さんと夫婦役として共演した俳優の鈴木亮平さんは、自身のSNSを通じて「突然の知らせに、まだ心の整理がつきません」と吐露しました。鈴木さんは「20年前、演技学校の同期として出会い、その後も多くの作品で共に切磋琢磨してきた大切な仲間」と振り返り、「強くて、優しくて、気高くて、美しくて、その名前の通り百合の花のような人だった」と、故人の人柄を偲びました。また、中村さんが主演を務めた作品で初めて映画監督を務めた俳優の中野英雄さんも、「いつかまた一緒に芝居をしようという約束を果たせなかった」と、早すぎる別れを悔やみました。さらに、監督作で中村さんを起用した映画監督の岩井俊二氏も、ウェディングドレスをまとった彼女の美しい姿を回想しながら、「現実を受け止めきれない」と痛切な思いを明かしています。

日韓にルーツを持つアイデンティティと足跡

在日コリアン女優・ユリさん突然の訃報…日本芸能界が悲しみに包まれる

1982年生まれの中村さんは、在日韓国人3世の父親と、韓国・ソウル出身の母親の間に生まれました。自身のルーツを大切にしながら活動し、2007年に公開された井筒和幸監督の映画『パッチギ! LOVE&PEACE』では、在日朝鮮人のヒロイン・キョンジャ役をオーディションで勝ち取り、迫真の演技を披露して注目を集めました。その後も、映画『天国からのラブレター』や『そして父になる』、ドラマ『探偵の探偵』『クロサギ』など、インディーズからメジャー作品、舞台まで幅広く出演し、確かな演技力で多くのファンやクリエイターに愛されてきました。なお、日本のエンターテインメント業界には、同姓同名で同い年(1982年生まれ)の女優である中村ゆりさん(元YURIMARI)が在籍しており、報道の際には混同しないよう注意が呼びかけられました。今回逝去されたのは、劇団「新宿梁山泊」などで活躍し、映画『パッチギ! LOVE&PEACE』でヒロインを務めた中村ゆりさんです。若くしてスクリーンの内外で強い印象を残した彼女の演技と、誰に対しても優しかったその人柄は、これからも作品を通じて多くの人々の心に残り続けることでしょう。謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。

Grey

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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