
台湾の人気ボーイズグループ「Ozone(オーゾン)」のメンバーであるホアン・ウェンジェン(黃文正)氏が、インターネット上で浮上した二股疑惑について事実関係を認め、自身のSNSを通じて公式に謝罪するとともに、芸能活動の停止を発表した。
ネット上の暴露から発覚した「4年越しの交際と二股疑惑」

事の発端は、オンラインコミュニティ上に投稿された匿名の告発だった。投稿者は「彼氏と4年間にわたり交際していたが、彼の芸能活動を守るために交際の事実を徹底的に隠し続けてきた。しかし彼は周囲に対してシングルであると公言し、さらに同じ作品に出演した女優とも二股をかけていた」と主張。複数の状況証拠から、この「彼氏」がホアン・ウェンジェン氏であると特定され、SNSや台湾現地メディアを通じて瞬く間に拡散された。
本人がSNSで謝罪、活動停止とプロモーション除外へ

現地メディア『ETtoday』などによると、ホアン氏は自身のアカウントを通じて長文の謝罪文を掲載した。その中で「回答が遅くなり申し訳ない。ここ数日、深く反省し自分自身を見つめ直した」と切り出し、4年間寄り添い続けた元恋人に対して「この関係で受ける必要のなかった傷を負わせてしまった。これは私の過ちだ」と謝罪。「言い訳は一切しない」と全面的に非を認めた。
さらに、所属事務所やグループのメンバー、ファンに対しても交際事実を隠していたことを謝罪し、「私生活の管理が甘かった」と反省の弁を述べた。今後の活動については、すでに契約済みの履行必須な日程を除き、すべての芸能活動を停止する。所属のソニーミュージック側も「本人に猛省を促しており、新曲のプロモーション活動からも全面的に除外した」と厳しい措置を取っている。
台湾発の人気グループ「Ozone」とファンミーティングでの涙

ホアン氏が所属する「Ozone」は、台湾のメガヒットオーディション番組『原子少年(Atom Boyz)』から誕生した6人組ボーイズグループで、2022年のデビュー以来、高い人気を誇る。最近開催されたファンミーティングの際、ホアン氏は疑惑に直接言及しなかったものの、「今後ステージに立つ機会がどれだけ残っているか分からない」と涙を流していた。この姿が、今回の事態を予期したものであったとして再び注目を集めている。
アジア圏におけるアイドル恋愛事情とSNS暴露の現状
近年、台湾や韓国を含むアジアのエンターテインメント業界では、アイドルのプライベートに関するSNS暴露が相次いでいる。特に、ファンの熱心な支持によって成り立つオーディション番組出身グループにおいては、私生活でのトラブルがグループ全体のイメージに直結しやすい。今回の迅速な活動停止と謝罪の背景には、ファンの失望を最小限に抑え、グループへの影響を食い止めたいという事務所側の危機管理対応があるとみられる。SNS上では、裏切られたと感じるファンからの厳しい声がある一方で、誠実に過ちを認めた姿勢に対して今後の更生を望む声も上がっている。


