
グループBTS(防弾少年団)のリーダーであるRMが、南米ツアー中に宿泊先ホテルの前で長時間滞在する一部のファンに対し、自制を求めるメッセージを発信しました。
RMは8日、グローバルファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」を通じてペルー訪問のニュースを伝えると同時に、「現在宿泊しているホテルの前に一日中滞在するファンの方々のせいで、メンバーやスタッフが非常に困っている」と明かしました。
## 宿泊先での騒音被害と一般客への配慮
RMは当時の切実な状況について、「客室の中まで騒がしく、皆しっかりと眠ることができていません。それだけでなく、同じホテルに宿泊されている一般のお客様にも多大なご迷惑をおかけしています」と説明しました。熱狂的な歓迎はありがたいとしつつも、周囲の環境や第三者への配慮が欠けている現状に苦言を呈した形です。
K-POPアーティストが海外公演を行う際、宿泊先情報が非公式なルートで拡散され、ホテルのロビーや周辺にファンが殺到するケースは少なくありません。こうした行為は現地警察が出動する騒ぎに発展することもあり、アーティストのみならず現地ホテル側にとっても大きな課題となっています。
## 今後のツアー公演への影響を懸念
さらにRMは、体調管理がパフォーマンスに直結することを強調しました。「温かく歓迎してくださるお気持ちと情熱には感謝していますが、私たちが十分に休息を取り、睡眠をとることができなければ、皆さんと共にする公演に支障が出てしまいます」と懸念を示しました。
その上で、「どうかリマだけでなく、今後訪れるチリ、ブラジル、アルゼンチン、そしてその後のアジアの国々でも、ホテルの前に留まることは控えていただければと思います」と具体的に今後の訪問国を挙げながら、強く訴えかけました。
最後に「世界で最も素敵なファンであるARMY(ファン名)の皆さんなら理解してくださると信じていますし、そうしてくださるはずだと信じています」とし、「よりお互いが成熟し、誇らしい関係になれることを願っています」と、ファンへの信頼と成熟したファン文化の形成を呼びかけました。
## K-POP業界が抱える「過激なファン」問題
韓国の芸能界では、プライベートや非公式日程を追いかける一部の熱狂的なファンによる待ち伏せや付きまとい行為が、長年問題視されてきました。アーティストの精神的ストレスや安全脅威につながることから、近年では所属事務所が公式に法的措置を講じるなど、断固とした対応をとるケースが増加しています。今回、RM自身が直接SNSを通じて状況を説明し、自制を求めたことも、ファン同士の自主的なマナー改善を促すための重要なメッセージとして受け止められています。
現在、BTSはワールドツアー『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’』を開催中です。現地時間7日および9〜10日には、ペルー・リマのエスタディオ・サン・マルコスにて『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’ in LIMA』を控えています。最高のステージを披露するためにも、アーティストの権利とプライベートを守る節度ある応援が今、改めて求められています。

