在日コリアン3世、極右と対峙…「拡散」の動きが加速

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辛淑玉(シン・スゴク)、日本を相手に勝訴 極右との討論映像を公開 映画『ホルモン』11月公開へ

在日コリアン3世、極右と対峙…「拡散」の動きが加速
出典:映画『ホルモン』

在日コリアン3世の辛淑玉が、日本の極右パネリストと舌戦を繰り広げた映像が再び注目を集めている。辛淑玉の反撃を収めた映画『ホルモン』が、来る11月の公開を控え、日本の放送での討論映像を公開した。『ホルモン』は、在日コリアン3世の辛淑玉が日本の放送局と繰り広げた法廷闘争の勝利の中に、100年の歴史を込めたスタイリッシュなノンフィクションムービーだ。

公開された映像は、辛淑玉が過去に日本の討論番組に出演し、極右の人物と繰り広げた舌戦の一場面である。相手のパネリストが執拗に言葉を遮り割り込んでくると、辛淑玉は余裕のある笑みを浮かべながら「私の話を聞いていただけますか」と制し、「あなたがいつも私の話を遮るからですよ」という理不尽な言い分に対しては、「ずっと出演されているのですから大丈夫でしょう」と一瞬で切り返した。

在日コリアン3世、極右と対峙…「拡散」の動きが加速
出典:映画『ホルモン』

その後、辛淑玉は日本社会の欺瞞的な謝罪のあり方を正面から批判した。彼女は「悪いと思っていないなら謝らなければいい」とし、「謝りたくないのに謝っている態度が目に見えてわかる」と指摘した。特に「謝っておいて翻し、また翻すのであれば、ふざけているように感じる」と述べ、嫌悪と差別を覆い隠そうとする形式的な態度に一石を投じた。

このように放送を通じて嫌悪勢力に妥協せず声を上げ続けてきた辛淑玉は、日本の右翼陣営から注目され始めた。結局2017年、日本の右翼放送局は辛淑玉を標的にしたフェイクニュースまで流し、議論を大きくした。

在日コリアン3世、極右と対峙…「拡散」の動きが加速
出典:映画『ホルモン』ポスター

しかし、辛淑玉は沈黙の代わりに正面対決を選んだ。放送制作会社であるDHCテレビを相手に粘り強い法廷闘争に突入し、名誉毀損事件としては日本で歴代2位の金額となる550万円の賠償判決を勝ち取った。フェイクニュースの震源地だったDHCテレビは廃止の道をたどり、その余波は韓国にまで広がり、親会社のDHCが韓国市場から完全に撤退する結果を招いた。妥協しなかった一人の声が、巨大な嫌悪勢力の降伏を勝ち取ったのである。

一方、映画『ホルモン』は公開前から第22回EBS国際ドキュメンタリー映画祭で大賞(ドキュメンタリーコヤン賞)および視聴者・観客賞、第51回ソウル独立映画祭で観客賞を総なめにした。全州国際映画祭、ソウル国際女性映画祭、ニューヨーク・アジアン映画祭など、国内外の主要映画祭からの招待も絶えない。演出は『モア』、『カウンターズ』などを通じてマイノリティの人生を感覚的に描き出してきたイ・イルハ監督が務めた。

フェイクニュースに立ち向かった一人の戦いと、その果てに訪れた痛快な勝利を収めた映画『ホルモン』は、来る11月に劇場で正式公開される。

不当な嫌悪に屈せず、信念を持って戦い抜いた辛淑玉さんの姿には、多くの人が勇気をもらえるはずです。一人の勇気ある行動が社会を動かしたこの物語を、ぜひ劇場で見届けたいですね。

ココナッツ編集室

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