
カラオケでの動画投稿が引き起こした波紋
90年代に人気を博したグループRoo’ra(ルーラ)の元メンバーであるコ・ヨンウクが、自身のSNSアカウントに投稿した動画の内容が物議を醸しています。コ・ヨンウクは15日、訪問したカラオケでの様子を収めた複数の動画を公開しました。
動画の中で彼は、ユン・ジョンシンやユ・ジェハ、015Bといったアーティストの楽曲を歌う姿を披露し、「高校時代の十八番だが、カラオケ画面に原曲歌手のユン・ジョンシンの姿が映り続けて没頭しにくかった」といった私見を添えています。

無断撮影と不適切な発言に対する懸念
問題視されているのは、カラオケの廊下で撮影された動画です。その映像には、別の部屋にいる一般女性がRoo’raの代表曲『3!4!』を歌う声がそのまま収録されています。コ・ヨンウクは自身も口ずさみながら振り返る姿を収め、「廊下で聞き慣れた曲が聞こえたので、入って自分のラップパートを手伝おうかと思ったが、通報されるかと思って我慢した」とコメントを付け加えました。
この発言は、自身の過去の犯罪歴を自虐的に表現したものと推測されますが、一般女性の歌声を本人の同意なく撮影し、公のSNSで公開したことに対しては、プライバシーや肖像権、そして倫理的な観点から批判の声が上がっています。特に韓国のSNS文化においては、こうした無断投稿は大きな反発を招く要因となります。

コ・ヨンウクの過去の経歴と社会的影響
コ・ヨンウクは1994年にRoo’raとしてデビューし、『翼を失った天使』などのヒット曲で一時代を築きました。しかし、2010年から2012年にかけて未成年者3名に対する性犯罪を犯し、2013年に最高裁判所で懲役2年6ヶ月の実刑判決を受けました。2015年の出所後には、韓国の芸能人としては初めて位置追跡電子装置(電子足輪)を装着したことでも知られています。

SNSを通じた近況報告と繰り返される議論
出所後、個人チャンネルの開設を試みたものの、大衆からの激しい反発や通報により閉鎖に追い込まれた経緯があります。以降はSNSを通じた発信を続けていますが、最近では放送人ユ・ジェソクやギアン84を名指しで批判するなど、物議を醸す投稿が続いています。
過去の重大な事案を考慮すれば、SNSを通じた積極的な発信は被害者や社会感情を顧みない行為であるとして、冷ややかな視線が向けられています。韓国芸能界において、過去の不祥事を起こした人物の復帰やSNS活動に対しては、非常に厳しい目が向けられるのが現在の通例です。


