
かつて男性デュオUNとして絶大な人気を博し、俳優としても活躍したキム・ジョンフンが、飲酒検査拒否事件を起こしたにもかかわらず、日本で活動を継続している現状が再び波紋を呼んでいます。
事件の経緯と法的処罰
キム・ジョンフンは2023年12月29日未明、ソウル市江南区一元洞付近の路上で自身の車を運転中、前方の車両と接触事故を起こしました。現場に駆けつけた警察がアルコール測定を求めたものの、彼は計3回にわたる検査要求を拒否しました。


この一件で、彼は道路交通法違反(測定拒否)の疑いで起訴されました。さらに、相手方の運転者が負傷していたことから、交通事故処理特例法違反(過失傷害)の容疑も追加されました。捜査の結果、ソウル中央地裁はキム・ジョンフンに対し、罰金1,000万ウォンの略式命令を下しました。キム・ジョンフン側が正式な裁判を請求しなかったため、この刑は確定しています。
過去の飲酒運転と繰り返される不祥事
今回の騒動が特に厳しく批判された背景には、彼の過去の飲酒運転歴があります。2011年にもソウル江南区で飲酒運転により摘発されており、当時の血中アルコール濃度は免許取消基準である0.129%に達していました。当時は謝罪文を発表し「二度と繰り返さない」と公言していただけに、10年以上の時を経て再び飲酒に関連する事件を起こしたことに対し、大衆の失望感は非常に大きいものとなりました。
日本での活動と「国内との温度差」
事件後のキム・ジョンフンの動向にも注目が集まりました。韓国国内で世論の批判が続く中、彼は予定されていた日本でのイベントを強行し、現地のファンとの交流を継続しました。韓国の芸能界では、不祥事を起こした芸能人が自粛期間を設けず海外活動を先行させることに対し、社会的な冷ややかな視線が向けられるのが通例です。
キム・ジョンフンは、過去から日本で独自のファン層を築いており、韓国でのメディア露出が減った後も、継続的なファンミーティングやコンサートを通じて日本でのキャリアを維持してきました。しかし、今回の事件について納得のいく説明がないまま活動を継続する姿勢には、韓国内で懐疑的な声が上がっています。
UNでのデビューから現在まで
2000年にUNとしてデビューした彼は、「一生」「贈り物」「波」などのヒット曲を世に送り出し、歌手としてだけでなく俳優としても多忙を極めました。また、ソウル大学医学部歯学予科出身という高学歴な経歴から、かつては「賢い芸能人」の代表格として親しまれてきました。
華々しいキャリアを積み上げてきた彼ですが、相次ぐ不祥事はそのイメージに深刻な打撃を与えています。現在、彼は韓国国内の表立った活動よりも、日本を中心に活動の基盤を置いている状況です。



