コメディアンのイ・ボンウォンが、度重なる事業失敗と、それに伴って生じた世間からの誤解について、ユーモアを交えながら率直に語りました。
2024年11月14日、YouTubeチャンネル「ローリングサンダー」に公開された動画「新女性マシルチャに来たが、焼け野原にして去ったイ・ボンウォン」に出演。共演したコメディアンのイ・ギョンシル、チョ・ヘリョンらと共に軽妙なトークを展開しました。
事業失敗による世間の誤解と「徹底した借金返済」の実態
番組内でイ・ギョンシルは、イ・ボンウォンの過去の事業失敗に言及。「何度も事業に失敗したが、それが結果的に妻のパク・ミソンがコメディのネタにする格好の素材になった」と指摘しました。
これに対し、イ・ボンウォンはかつて出演していたMBCの人気バラエティ番組『セバッキ(世間を驚かせるクイズ)』時代の苦い思い出を振り返りました。「妻がお金を簡単に貸してくれるような人間だと思うか。彼女は非常にしっかりしており、お金に関してはシビアだ。昔、事業を始めるときに実際に妻からお金を借りた」と明かしました。
共演者のチョ・ヘリョンから「すべて返済したのか」と問われると、イ・ボンウォンは「当然だ。返済期日を過ぎると催促のメッセージが次々と届き、まるで債権者と債務者のような関係だった。夫婦なので利息は免除してもらったが、元金はすべて完済した」と語り、会場を笑わせました。
世間からのバッシングとストレスによる葛藤
当時の番組内での演出(共演者からのいじりや、妻パク・ミソンのため息など)により、世間からは「妻が一生懸命稼いだお金を夫が使い果たしている」というイメージが定着してしまいました。
イ・ボンウォンは「通りすがりの見知らぬ女性から『奥さんを少しは休ませてあげなさい』と直接怒られたこともあった。最初は穏便に受け流していたが、次第に大きなストレスになった」と吐露。このため、妻のパク・ミソンに対し「もうテレビで自分の話をしないでほしい」と頼み、それ以降はテレビでの言及を控えてもらったという経緯を明かしました。
ちゃんぽん店の大成功で形勢逆転、夫婦の洗練されたユーモア
その後、イ・ボンウォンが新たに立ち上げたちゃんぽん専門店(韓国式中華料理)が大成功を収め、百貨店に出店するほどの成長を遂げたことで風向きが変わりました。
この成功を受け、イ・ギョンシルがパク・ミソンに「本当におめでとう」と祝福のメッセージを送ったところ、パク・ミソンからは「妾(愛人)が喜ぶことだ」というユニークな返信が届いたといいます。
これは、過去に二人が人気トーク番組『ラジオスタ』に出演した際、それぞれイ・ボンウォンの「本妻」と「愛人」というキャラクターを演じてコントを披露し、話題を呼んだセルフパロディです。イ・ギョンシルは「ミソンの笑いのセンスは本当に素晴らしい」と絶賛しました。
試練を乗り越えて続く夫婦の信頼関係
イ・ボンウォンとパク・ミソンは1993年に結婚し、一男一女をもうけています。妻のパク・ミソンは過去に乳がんを患い、約1年半にわたる闘病生活を経て見事に復帰を果たしました。
韓国芸能界において、二人はお互いを辛口にイジり合う「ビジネス不仲」のような独特のキャラクターで親しまれていますが、困難な時期を支え合ってきた深い信頼関係があるからこそ成立する高度なユーモアとして、今も多くのファンから愛されています。

