
「無冠の強豪」と呼ばれてきたイングランド・プレミアリーグ(EPL)のアーセナルが、欧州チャンピオンズリーグ決勝に進出した秘訣として、その堅守ぶりが注目を集めている。
アーセナルは6日、英ロンドンのエミレーツ・スタジアムで行われたチャンピオンズリーグ準決勝第2戦で、ブカヨ・サカの決勝ゴールによりアトレティコ・マドリードを1-0で下した。
アウェイでの第1戦を1-1で引き分けていたアーセナルは、合計スコア2-1で決勝のチケットを手にした。アーセナルが決勝に進出したのは、20年前の2005-2006シーズン以来のことだ。当時、惜しくも準優勝に終わったアーセナルは、31日にハンガリーのブダペストで行われる決勝戦で、悲願の初優勝に挑む。
アーセナルは今シーズンのEPLでも、残り3試合となった現在、マンチェスター・シティに勝ち点5差をつけて首位を走っている。過去6年間、一度もトロフィーを掲げることができなかったアーセナルにとって、最高の成果と言える。
アーセナルの快進撃において、守備の存在は欠かせない。
ドイツの移籍市場専門メディア「トランスファーマルクト」は、「アーセナルは欧州5大リーグを基準に見ると、1試合平均失点が0.69ゴールと最も少ない」と指摘した。
実際にアーセナルは、今シーズン公式戦59試合目となったアトレティコ・マドリード戦で、30回目のクリーンシート(無失点試合)を記録した。失点を喫した残りの試合(29試合で41失点)を考慮しても、1試合平均失点がわずか0.69ゴールという、相手を完全に封じ込める守備を見せている。
アーセナルの守備力は、欧州のトップクラブと比較しても次元が異なる。イタリアのACミランが平均0.82失点で全体2位につけている。アーセナルとEPL優勝を争うマンチェスター・シティは平均0.93失点で同部門5位。欧州チャンピオンズリーグ決勝で対戦する可能性がある「ディフェンディングチャンピオン」のパリ・サンジェルマンは、平均1.04失点で10位となっている。
ミケル・アルテタ監督は、面白みに欠けるサッカーだと批判を受けることもあるが、守備力に関しては世界最高であることを証明したと言える。アルテタ監督はチャンピオンズリーグ決勝進出を決めた後、「我々が行ってきたすべてのこと、経験してきたすべてのことが意味のある瞬間であり、皆の幸せそうな顔を見ることができて本当に誇らしい」と語った。

