
ジョゼ・モウリーニョ監督(63)がベンフィカを去り、レアル・マドリードへ向かうことになった。ポルトガルの名門ベンフィカは公式チャンネルを通じてモウリーニョ監督との決別を発表し、彼の次なる行き先がレアル・マドリードであることを明らかにした。
ベンフィカは10日、クラブの声明を通じて「ジョゼ・モウリーニョ監督はチームを離れることで合意し、クラブは彼の新たな挑戦を尊重する」と発表した。ベンフィカはポルトガル証券市場委員会(CMVM)に提出した声明の中で、「レアル・マドリードが1500万ユーロの移籍金で監督を招聘する意向を公式に示し、監督本人もこの移籍に同意した」と明かした。
モウリーニョ監督は古巣ベンフィカに復帰した今シーズン、リーグ戦では無敗を維持したものの、3位でシーズンを終えた。UEFAチャンピオンズリーグではベスト16進出という成績を残し、チームを去ることとなった。
ベンフィカが認めたモウリーニョのレアル行きは、公式発表を残すのみとなっている。スペインとポルトガルのメディアは、すでにレアルがモウリーニョとの個人条件の交渉を終えており、フロレンティーノ・ペレス会長が推進してきた監督プロジェクトが完成段階に入ったと報じている。

モウリーニョは2010年から2013年までレアル・マドリードを率い、ラ・リーガ優勝とコパ・デル・レイ優勝を達成したことがある。その後、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ASローマなどを経て、欧州の主要リーグをすべて経験した。
モウリーニョの復帰により、レアルは再び「強力なリーダーシップ中心の体制」へと回帰することになる。ペレス会長が選挙過程で強調してきた「即時の競争力回復」と合致しており、クラブは新たなサイクルの出発点に立つことになる。
スペイン現地では、すでにモウリーニョの戦術的役割についての議論も続いている。攻撃への転換速度と組織的な守備を組み合わせる戦術の枠組みを再構築する可能性が取り沙汰されている。ここ数シーズン続いてきた戦術実験の基調から脱却できるのではないかという分析が出ている。
モウリーニョの復帰は、レアル・マドリードが再び「銀河系軍団(ガラクトーコ)時代の運営方式」を強化するシグナルとして解釈されている。


