
アントワーヌ・グリーズマン(35、オーランド・シティ)が直接反応を示した。かつて自身が背負った背番号を受け継ぎ、後継者と目されるイ・ガンイン(25、アトレティコ・マドリード)が放った幻想的なデビューゴールに、レジェンドも感嘆の声を上げている。
イ・ガンインは20日、スペイン・マドリードのリアド・エア・メトロポリターノで行われた2026-27スペイン・プリメーラ・リーガ第1節マラガ戦で、後半から途中出場し、チームを2-0の勝利へ導く決勝ゴールをマークした。アトレティコ・マドリードはイ・ガンインの先制点に加え、アレックス・バエナの追加点も決まり、本拠地での開幕戦を快勝で飾った。
まさに衝撃のデビュー戦だった。後半12分、カルロス・マルティンとの交代でピッチに立ったイ・ガンインは、わずか13分後に0-0の均衡を破る先制ゴールを突き刺した。右サイドでボールを受けたイ・ガンインは、マラガ守備陣のタイミングを巧みに外しつつ中央へ切り込むと、わずかに空いたスペースを見逃さず、鋭い左足シュートでゴールネットを揺らした。相手GKも反応すらできないほど、完璧な軌道を描いた幻想的な一撃だった。

試合後、イ・ガンインは文句なしのマン・オブ・ザ・マッチ(MVP)に選出され、最高の評価を手にしている。スペインの現地メディアもこぞってイ・ガンインの輝かしいデビュー戦を大きく取り上げ、新たなスターの華々しい船出を報じた。
かつての英雄グリーズマンも、この若き才能の活躍に驚きを隠せない様子だ。グリーズマンは、アトレティコのクラブ公式チャンネルが投稿した、試合後に観客へ挨拶しロッカールームへ引き揚げるイ・ガンインの映像に対し、「Que chiiiiiiiiirlo!」とダイレクトにコメント。スペイン語で強力なシュートの一撃を意味する「chirlo」という言葉を使い、「i」を長く伸ばすことでその凄まじさを強調しており、「とんでもないシュートだ!」という熱い称賛の念が込められている。
イ・ガンインのアトレティコ入団は、長年クラブの象徴として君臨したグリーズマンの後継者として、非常に大きな関心と期待を一身に集めていた。エースの系譜を継ぐプレッシャーは計り知れなかったはずだが、イ・ガンインはデビュー戦で見事にその期待を塗り替えてみせた。
これに対し、イ・ガンイン本人は「(グリーズマンの)代わりというよりも、このようなチャンスをいただけたことに深く感謝しています。彼は唯一無二の存在ですから」とし、「それ以上に、チームを助け、もっと貢献することに集中したい。まだ足りない部分が多いので、さらに努力を重ねていきます」と謙虚ながらも力強い抱負を語った。



