
アトレティコ・マドリードに所属するイ・ガンイン(25)が、攻守両面で圧倒的な存在感を示しました。自ら得点を挙げ、同僚のチャンスを演出するだけでなく、積極的な守備参加も見せるなど、現地での批判を跳ね返す鮮烈なパフォーマンスを披露しています。
右サイドでの新境地と戦術的変化
17日にリヤド・エアー・メトロポリターノで行われたオサスナとのスペイン・プリメーラ・リーガ第6節。イ・ガンインは右サイドのMFとして先発出場し、フルタイムの出場を果たしました。これまでの2トップ配置では相手守備陣の集中マークに遭い孤立する傾向がありましたが、ディエゴ・シメオネ監督は今回の試合でサイドに配置する策を採用しました。

この配置変更は奏功しました。前半9分には右サイドからの鋭いクロスでアデモラ・ルックマンのヘディングシュートを導き、前半11分には自らボックス内へ侵入してシュートを放つなど、攻撃の起点として機能しました。
リーグ2号ゴールと際立つスタッツ

後半9分には、ジョナサン・デイビッドからのパスを受け、利き足ではない右足で見事にネットを揺らしました。データサイト「ソファスコア」によれば、この試合のイ・ガンインはシュート6本中4本を枠内に収め、キーパスを3回記録するなど、期待アシスト値(xA)0.58という高い数値を残しました。

シメオネ監督の信頼に応える守備貢献
特筆すべきは守備面での献身性です。タックル成功率100%(2回中2回成功)、ボール奪取5回、デュエル勝利6回というスタッツは、彼が単なる攻撃的選手ではなく、シメオネ監督の強固な守備戦術に完全に適応したことを物語っています。攻守の切り替え時に見せる迅速なプレスは、チームの4-0の大勝を支える要因となりました。
批判を払拭し掴んだ確かな手応え

前回のレアル・ソシエダ戦後、現地メディア「マルカ」からはボール保持時間の長さやプレーの選択について厳しい論調が向けられていました。しかし、今回のフル出場と結果を通じ、イ・ガンインはその懸念を完全に払拭しました。アトレティコでの「生存法」を確実に見出したと言えるでしょう。


