
バルセロナの新星ラミン・ヤマルが、欧州の舞台で再びその類まれなる才能を証明しました。UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のリーグフェーズ第2節、ガラタサライとのアウェイ戦において、ヤマルは後半のわずか3分間で2つのアシストを記録。チームの逆転勝利の立役者となり、公式の最優秀選手(POTM)にも選出されました。
ガラタサライ戦での圧巻のパフォーマンス
14日にトルコのラムス・パルクで行われた一戦で、バルセロナは前半に先制を許す苦しい展開となりました。しかし、ジョアン・カンセロの同点弾で追いつくと、後半にヤマルの個人技が火を噴きました。後半5分、右サイドから左足の絶妙な回転をかけたクロスを送り込み、フェルミン・ロペスのヘディングシュートを演出。先制点のアシストで攻撃の起点となりました。

「ゲーム超え」と評されるラボーナでのアシスト
特筆すべきは、その3分後に生まれた追加点です。ペナルティエリア右サイドの深い位置でボールを受けたヤマルは、縦への仕掛けからラボーナキックを選択。守備陣の意表を突くクロスでアンソニー・ゴードンの得点をお膳立てしました。角度のない場所からゴールライン際を切り裂くこのプレーは、SNS上でも「まるでゲームのコマンド技のようだ」と大きな反響を呼びました。
試合後のインタビューで、自身のラボーナについて問われたヤマルは、「あの瞬間、自然と体が動いた。ゴードンへ完璧に合わせることができた」と振り返りました。
トレブルへの確信と指揮官の賛辞

ヤマルは今シーズンの「トレブル(三冠)」の可能性について、強気な姿勢を崩していません。CBSスポーツの取材に対し、「常に可能だ。僕たちはバルセロナであり、世界最高のチームだからね」と自信を語りました。この力強い発言は、かつて黄金時代を築いたバルセロナの復活を期待する多くのファンを熱狂させています。
ハンジ・フリック監督もまた、ヤマルの貢献を高く評価しています。「得点こそなかったが、2ゴールを生み出すラストパスを送った。彼がいかに我々にとって不可欠な存在であるかを示してくれた」と、その戦術的な影響力を称賛しました。現在、チャンピオンズリーグのリーグフェーズで2連勝を飾り、得失点差で首位に浮上したバルセロナにとって、ヤマルの存在は今シーズンのタイトル獲得に向けた最大の鍵となるでしょう。


