新昌(シンチャン)風車海岸道路、済州島西部のドライブコースはここで日没まで

済州島でレンタカーを借りたなら、海岸道路は一度走ってみたいですよね。新昌風車海岸道路では、海の上にそびえ立つ風力発電機が旅の気分を盛り上げてくれます。しかし、車から降りてみるとさらに見どころがあります。石垣で仕切られた昔の公衆浴場や、魚を捕るための「ウォンダム(石垣の漁場)」、海へと続く橋まで。日没の時間に合わせて到着できるよう、午後のスケジュールを組んでみましょう。
新昌風車海岸道路

利用時間:常時開放
定休日:年中無休
ここで「風車」と呼んでいるのは、風で電気を作る風力発電機のことです。翰京面の海岸沿いを走ると、洋上風力発電団地の発電機が見え、海の向こうには遮帰島(チャグィド)も目に入ります。実際の発電施設が、済州島のドライブ名所になったというわけです。
曲がりくねった海岸線に沿って道路が続いているため、運転しながら見える景色も刻々と変わります。車で海岸を巡った後に「シングェムル公園」に駐車すれば、散策を楽しむこともできます。風力発電機と海を間近で見たいなら、ここで降りて周辺を回るルートがおすすめです。
シングェムル公園

「シングェムル」とは済州の方言で「新しく発見した湧き水」という意味です。ここでいう「ケムル」とは、地面から湧き出る湧水のことです。公園には、この水を利用していた昔の公衆浴場が残っています。石垣を積んで男湯と女湯に分けており、海のすぐそばで入浴していた済州の人々の生活を垣間見ることができます。海岸には「ウォンダム」もあります。海岸に石を積み、満潮時にやってきた魚が引き潮の時に逃げられないようにする伝統的な漁法施設です。
風力発電機の下に、昔の公衆浴場と魚を捕るための石垣が共存する風景をぜひ楽しんでみてください。生態体験場の方では、大きなクエのモニュメントも見ることができます。散策路と橋は新昌灯台の方向へ続いていますが、橋の一部は満潮時に水に浸かるため通行止めになります。
駐車と散策

カーナビには道路名ではなく、駐車場を目的地に設定すると便利です。車を停めて道路を渡り、公園に入る構造になっています。公園へのアクセス区間は車が通るため、お子様連れの場合は手をつないで移動することをおすすめします。もっと歩きたい場合は、シングェムル公園から龍堂(ヨンダン)浦口まで続く約1.3kmのコースがあります。
生態体験場の看板と風力発電機の周辺を通り、浦口へ向かう道です。車で通り過ぎた海岸を、歩いて改めて見て回ることができます。ただし、一部区間は自転車道を移動する必要があり、歩行スペースが狭い箇所もあります。公園周辺だけにするか、龍堂浦口まで歩くかは、同行者の体力や現地の風の強さを見て決めると良いでしょう。
済州島西部ドライブコース

翰林(ハンリム)・挟才(ヒョプチェ)方面から出発するなら、板浦(パンポ)浦口を経て新昌風車海岸道路へ下りてくるルートをおすすめします。板浦浦口は夏のシュノーケリングスポットとして有名ですが、秋には浦口と海を眺める短い立ち寄りスポットとして組み込むと良いでしょう。西帰浦(ソギポ)・大静(テジョン)方面から北上する場合は、水月峰(スウォルボン)を先に訪れるコースがおすすめです。標高77mの水月峰からは遮帰島と西側の海岸を見下ろすことができ、海岸の絶壁には火山灰が積み重なってできた地層が露出しています。水月峰を回った後、北側の新昌海岸へ移動しましょう。

