無料で楽しめる春の散策お出かけスポット
全羅南道和順(ファスン)が、再び心躍る春の最後の舞台へと皆さんを招待します。4月17日に幕を開けた「和順春の花祭り」は、今年「春の花夜行」という魅力的なテーマを掲げ、春を楽しむ観光客の足を引きつけています。特に昼間だけでなく夜まで続く多彩なプログラムと感覚的な空間演出で、全南を代表する春の聖地として生まれ変わりました。
5色のテーマ庭園

今回の和順春の花祭りでは、「和順花川道(ファスン・コッカンギル)」に沿って造成された大規模な花畑を鑑賞できます。約1.13kmに及ぶ広大な菜の花畑は、済州島にも負けない規模を誇ります。これだけではありません。約2.1kmの区間にわたって造成された5つのテーマ庭園が、今回の祭りをより特別なものにしています。
最初に出迎える「ウェルカムガーデン」を皮切りに、華やかな花の饗宴が広がる「フローラガーデン」、子供たちの想像力を刺激する「子供庭園」、そして「春の花庭園」「生態庭園」など、それぞれ異なる魅力を放つ憩いの場が用意されています。
17種に及ぶ草花20万株が織りなす色彩の饗宴は、それ自体が巨大な野外美術館に来たかのような錯覚を呼び起こします。特に子供たちに人気の動く恐竜展示や、丹念に育てられた多肉植物・野草の展示は、家族連れの来場者に最高の満足感を与えることでしょう。
春の夜のコンサート
今年の祭りは、これまで以上に豪華なラインナップで目と耳を楽しませています。開会式ではキム・ヨンイム、シン・スンテといったトロットスターたちが祭りの幕を開け、週末にかけて行われた「春の夜のコンサート」が感性を添えました。
4月18日には感性ボーカルの代名詞であるイ・ソクフンとBYUL(ビョル)がステージに上がり、和順の夜空を甘い歌声で彩りました。続いて19日には、唯一無二の音色を持つGUMMY(コミ)と、国楽の現代的な変奏を見せるソドバンドが観客の心を揺さぶりました。
メインステージである公設運動場のほか、会場各所の小ステージでは地域アーティストによるストリートライブが絶えず行われており、歩く先々で音楽が流れるロマンチックな雰囲気を満喫できます。
夜間日程
祭りのテーマが「春の花夜行」であるだけに、日が沈んだ後のロマンチックな夜こそが、今回の和順春の花祭りの核心と言えます。午後3時から始まる祭りは夜9時まで続き、照明と花が調和した幻想的な夜景を演出します。
特に和順花川道の見どころである「音楽噴水」は見逃せません。華やかなレーザーと照明が、踊る噴水ショーに合わせて多彩な姿を披露します。野外ギャラリーも夜になると照明を受けてより神秘的な雰囲気を醸し出し、近隣のコインドル市場で開かれる夜市が、祭りの豊かさと活気をさらに高めてくれます。
体験プログラム
祭りといえばグルメと体験は欠かせません。和順郡は地域のアイデンティティを込めたユニークな「和順シグネチャーグルメ」を披露し、来場者に新鮮な楽しみを提供しています。
黒いソフトクリームで和順の鉱業の歴史をウィットに富んだ形で表現した「炭鉱アイスクリーム」や「練炭灰アイスクリーム」は、すでにSNSで人気です。和順の郷土料理を味わいたいなら「ベッチャンイ屋台」で空腹を満たしてみてください。体験ブースでは、風車作り、花の石鹸やキャンドル制作、LEDグッズ作りなど、10種類以上の家族参加型プログラムが運営されています。花馬車に乗って広い菜の花畑を巡る体験は、今回の和順春の花祭りでしか味わえない特別な楽しみです。
祭りは4月26日まで続きます。週末には和順郡庁やコインドル市場などの主要拠点を結ぶ無料シャトルバスが随時運行されますので、交通渋滞を気にせずにお越しください。黄金色の菜の花と甘い音楽、そして華やかな夜景が待つ和順で、完璧な春の締めくくりを過ごしてみてはいかがでしょうか。


