観光地価格でも一度は食べてみたい、ソウルを代表するグルメ

ストリートフードは安くなければならないという思い込みがありました。しかし最近のソウルの観光地では、おやつを2、3個買うだけで、普通のレストランの食事代と同じくらいの価格になります。値札を見てそっと棚に戻した経験、誰にでも一度はありますよね。それでもせっかく旅行に来たのに、匂いだけ嗅いで帰るのは悔しいものです。高いと文句を言いながらも、一口食べれば黙ってしまう、そんなソウルのストリートフード7選を選びました。
南大門市場の野菜ホットク

ホットクを半分に割ると、蜜の代わりにチャプチェが出てきます。春雨と野菜をぎっしり詰め込み、油でカリッと焼いた後に醤油ベースのタレを塗ってくれます。甘いホットクを期待していると戸惑うかもしれませんが、一口食べれば考えが変わります。おやつなのか食事なのか曖昧ですが、美味しければそれでいいのです。問題は、食べたいと思った瞬間にはすでに長い行列ができていることです。
広蔵市場のピンデトック(緑豆チヂミ)

ピンデトック1枚の価格を見ると「これがおやつ?」と思ってしまいます。しかし、皿を受け取るとその厚みに驚かされます。外はスナックのようにカリッとしていて、中は緑豆とモヤシがぎっしり詰まっています。玉ねぎ入りの醤油を乗せて食べると、油っこさも気になりません。一人で1枚注文すると他のおやつが入らなくなるので、2人以上でシェアすることをおすすめします。
広蔵市場のコマキンパ(ミニ海苔巻き)
指先ほどの大きさの海苔巻きが、どれほど美味しいのかと思うかもしれません。中の具材も人参とたくあんのように平凡です。しかし、マスタードソースにつけた瞬間、手が止まらなくなるのがこの食べ物の恐ろしいところです。ピンデトックでお腹いっぱいだと言っていた人も、いつの間にかコマキンパを3つ目に手に取っています。
通仁市場の油トッポギ

トッポギを注文したのに、スープも練り物もありません。初めて見ると味が染みていない餅のように見えて少しがっかりするかもしれません。しかし、鉄板で炒めた餅を噛むと、香ばしい油の香りとモチモチした食感が広がります。辛いコチュジャン味と塩気のある醤油味を半分ずつ注文すれば、悩みも解決です。西村(ソチョン)を歩いていて小腹が空いた時に食べるのが一番美味しいです。
仁寺洞のクルタレ(龍のひげ飴)

正直なところ、クルタレは食べる時間よりも作っている様子を見ている時間の方が楽しいです。固い飴の塊が目の前で何千本もの細い糸に変わる様子を見ていると、買わずにはいられません。口に入れるとサラッと溶けて、ナッツの香ばしさが広がります。量を見ると価格が少し残念に思えますが、パフォーマンスを一つ見ておやつまで手に入れたと考えれば気持ちが楽になります。
明洞の卵パン
昔の価格を覚えている人は、現在の値札の前で一瞬言葉を失います。それでも明洞の通りを歩いていて卵の匂いを嗅ぐと、結局財布を開いてしまいます。甘いパンと塩気のある卵の組み合わせは特別ではありませんが、不思議と美味しいのです。ただし、冷めるとパサついてしまうので、焼きたてを見つけた時にすぐ食べるのが鉄則です。
明洞のトルネードポテト

ジャガイモ1個を長く伸ばして串に刺しただけなのに、価格はジャガイモ1袋よりも高いです。理性的に考えると悔しいですが、カリッとしたジャガイモにチーズパウダーまでかかって出てくると、やはり美味しいものです。一枚ずつ回しながら食べる楽しさもあり、二人でシェアするのにも適しています。問題は、服に粉をこぼさずに食べるのがかなり難しいこと。白い服を着ているなら、優雅さは一時的に捨てなければなりません。
ソウルのストリートフードは、今や安くお腹を満たす食べ物というよりは、その街の雰囲気まで一緒に楽しむメニューと言っても過言ではありません。高いと文句を言いながら行列に並び、一口食べた後には静かに頷く味。ソウルのグルメツアーの醍醐味は、もしかするとその過程にあるのかもしれません。

