「ニュース工場」報道原則を破棄
大統領府出入り停止の重い処分
2月のエンバーゴ破棄に続き2度目

YouTubeチャンネル「キム・オジュンの謙遜は難しいニュース工場」(以下「ニュース工場」)が、大統領府出入り記者団の報道準則に違反したとして、1ヶ月間の出入り停止という重い処分を受けることになった。大統領府は、当該メディアの出入り記者に対し、6日から来月5日までの1ヶ月間、大統領府への出入りおよび取材を制限することを決定した。
今回の処分の発端は、1日に行われた放送の内容である。当時、司会者のキム・オジュン氏は、キム・ソンファン気候エネルギー環境部長官とのインタビュー中、大統領府が記者団を対象に非公開を前提として行った懇談会の内容に言及した。非公開(オフ・ザ・レコード)は、取材源と記者団の間の信頼に基づき、情報の背景説明のために提供される非公開の約束であるが、これを放送を通じて大衆に公開し、原則を破棄したのである。議論が巻き起こると「ニュース工場」側は遅れて当該発言が含まれた映像を削除したが、処分を免れることはできなかった。

大統領府出入り記者団と報道官室は、事案の深刻さを考慮して今回の決定を下したものとみられる。特に「ニュース工場」の報道準則違反は今回が初めてではないという点が、処分のレベルを高める要因となった。今年2月にも「ニュース工場」側は、イ・ジェミョン大統領の外部日程に関連し、特定の時点まで報道を猶予する約束であるエンバーゴを破棄し、出入り停止2週間の処分を受けた前歴がある。
当時も大統領の安全および警護に直結する保安事項を事前に漏洩したという点で批判を浴びたが、わずか2ヶ月余りで再び非公開の原則に違反し、重ねて処分リストに名を連ねることとなった。記者団内部からは、繰り返されるエンバーゴや非公開の破棄が取材源との信頼関係を崩し、記者団全体の取材環境を悪化させているという懸念の声が上がっている。
今回の処分により、「ニュース工場」側は1ヶ月間、大統領府のブリーフィングへの出席はもちろん、内部での取材活動に相当な制約を受けることになった。一部では、ニューメディアプラットフォームの影響力が増大する状況において、既存のメディアと同等の取材倫理および報道準則を遵守すべきだという責任論が強まっている。大統領府側は、今回の措置が公正な取材秩序を確立し、保安および信頼を維持するために不可欠な措置であることを強調した。

