エボラ出血熱対策で米が欧州に渡航制限強化を要請 コンゴ代表は無観客試合で1-2敗戦

エボラ出血熱対策で米が欧州に渡航制限強化を要請 コンゴ代表は無観客試合で1-2敗戦
ベルギーで行われたデンマークとの親善試合を前にポーズをとるコンゴ代表の選手たち。AP連合ニュース

2026北中米ワールドカップを控え、エボラ出血熱の防疫にも非常事態が宣言された。米国政府は欧州諸国に対し、アフリカのエボラ発生国から来る人々の渡航制限を強化するよう促した。状況次第では、ワールドカップとは関係なく欧州からの渡航者に対する入国規制が強化される可能性があることを示唆した。

AP通信は10日、米国務省関係者の言葉を引用し、「今や世界も(エボラウイルスの拡散を防ぐために)より積極的に乗り出さなければならない」という立場を明らかにし、「(感染地域から来る渡航者に対する)常識的な措置がなければ、大西洋横断航空便の運航に支障が生じる可能性がある」と伝えた。



先月、アフリカのコンゴ民主共和国とウガンダでエボラの発生が確認された。米国は過去3週間、感染発生国に滞在した渡航者の米国入国を禁止している。該当国から帰国する米国市民に対しては、隔離措置を講じている。

しかし、本格的にワールドカップの日程が始まれば、欧州からの渡航者を防ぐことは現実的に容易ではない。アフリカと米国間の直行便は比較的少ないが、欧州と米国間の直行便は1日300便を超える。

コンゴ民主共和国代表チームは今回のワールドカップに出場する。コンゴ民主共和国は実に52年ぶりにワールドカップ本大会に進出したが、エボラウイルスの影響で大会準備に支障をきたしている。代表チームは首都キンシャサで招集トレーニングを行い、ファンに別れを告げた後、3日にベルギーのリエージュでデンマークと、9日にスペイン南部でチリと親善試合を行い、11日に米ヒューストンへ出発する予定だった。しかし、エボラウイルス拡散への懸念から、キンシャサで予定されていたトレーニングとワールドカップ出陣式は中止となった。

コンゴ民主共和国は10日、フランス・オルレアンのスタッド・ド・ラ・ソースで無観客試合として行われたチリとの親善試合で1-2で敗れた。この日の親善試合は当初、スペイン南部カディス県のラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオンで行われる予定だったが、エボラウイルスを懸念した現地市長が拒否したため、急遽オルレアンに場所を移して無観客試合として開催された。

エボラ出血熱対策で米が欧州に渡航制限強化を要請 コンゴ代表は無観客試合で1-2敗戦
ベルギーで行われたデンマーク戦で応援するコンゴのサッカーファンたち。AP連合ニュース

グループリーグK組に属するコンゴ民主共和国代表チームは、ワールドカップ期間中、米ヒューストンにベースキャンプを設置し、18日にヒューストンでポルトガルとの第1戦を行う。その後、メキシコのグアダラハラに移動して24日にコロンビアとの第2戦を、米アトランタに戻って28日にウズベキスタンとの第3戦を行う予定だ。


北中米ワールドカップの共同開催国である米国は、選手団や関係者に対し、ワールドカップ参加のために米国に入国するにはコンゴ民主共和国を離れてから21日以上経過しており、エボラウイルスの症状がないことを条件として通達した。コンゴ民主共和国の最終エントリーに含まれた26人の選手は全員海外クラブでプレーしており、トレーニングもベルギーなど欧州で続けてきたため、米国入国には問題がない状態だ。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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