
フランスのプロサッカークラブ、FCソショー=モンベリアールなどで活躍した元マリ代表MFカリル・トラオレ氏が、悲劇的な交通事故により急逝した。享年38歳。
FCソショーは27日、公式チャンネルを通じて「2012年から2014年までクラブのユニフォームを着て活躍した元マリ代表選手、カリル・トラオレ氏の訃報に接し、深い悲しみに包まれている」とし、「クラブ関係者一同、彼の家族と遺族に心から哀悼の意を表する」と公式発表した。
フランスのメディア『RMCスポーツ』もソショーの発表を引用し、トラオレ氏の死を大きく報じた。同メディアは「かつてフランス・リーグ・アンの舞台で戦い、マリ代表の主力として活躍したトラオレ氏が、悲劇的な交通事故により若くしてこの世を去った」と伝えている。
192cmの恵まれた体格を活かした力強い中盤での競り合いとビルドアップ能力を誇ったトラオレ氏は、2012年夏にデンマークのオーデンセBKからFCソショーへ移籍し、フランスの舞台に足を踏み入れた。ソショー所属としてリーグ・アンで11試合に出場したが、その後は慢性的な膝の怪我などが重なり、27歳という若さで現役を引退していた。

トラオレ氏はマリ代表として国際Aマッチ16試合に出場し、1ゴールを記録。特に2012年と2013年のアフリカネイションズカップでマリの2大会連続3位入賞に貢献し、母国のサッカー界における英雄の一人として記憶されてきた。
あまりにも突然の訃報を受け、マリ国内のサッカー界はもちろん、彼がかつて所属したオーストリア、デンマーク、フランスなど欧州各国のクラブやファンからも、SNSなどを通じて哀悼のメッセージが次々と寄せられ、大きな追悼の輪が広がっている。


