
2026北中米ワールドカップで順調な航海を続けている洪明甫(ホン・ミョンボ)号に、またしても幸運が舞い込んだ。グループリーグの最終戦の相手である南アフリカ共和国から、さらなる欠場者が出たためだ。
南アフリカのMFテボホ・モコエナ(マメロディ・サンダウンズ)が、19日に米アトランタ・スタジアムで行われたチェコとの北中米ワールドカップ・グループリーグA組第3戦で、前半33分に警告を受けた。
モコエナはチェコのMFルカシュ・チェルヴに対し、遅れたタイミングでタックルを仕掛けた。12日のメキシコとのグループリーグ第1戦でも警告を受けていたモコエナは、累積警告により、25日にメキシコのモンテレイ・スタジアムで行われる韓国とのグループリーグ最終戦に出場できなくなった。
モコエナは昨年12月から今年1月にかけて開催されたアフリカ・ネーションズカップで主力として活躍し、メキシコとの今大会初戦でもフル出場を果たすなど、Aマッチ50試合以上に出場してきた南アフリカの中盤の要である。
モコエナはこの日のチェコ戦でも、0-1とリードされていた後半38分、相手のハンドの反則で得たPKを冷静に決め、1-1の引き分けに導いていた。
南アフリカはメキシコ戦ですでにMFスフェフェロ・シトレとテンバ・ズワネが退場処分を受けており、この日のチェコ戦を欠場していた。
ズワネは前日、国際サッカー連盟(FIFA)から3試合の出場停止処分まで下されており、韓国戦も出場できない。
FIFAは今大会を前に、累積警告による退場と一発退場の区別なく、退場処分を受けた場合は1試合のみ欠場するという規定に改定した。その代わり、FIFAは必要と判断した場合に追加制裁を科すことができると明記しており、ズワネがその最初の事例となった。
南アフリカのウーゴ・ブロース監督は試合後、「大会期間中に2度の警告を受けたことは残念だ」とし、「(韓国戦を)欠場する選手たちはチームにとって決して代わりのきく選手ではなく、主力選手たちだ。解決しなければならない問題だ」と語った。
さらに「モコエナは素晴らしい選手であり、今もそうだ。しかし、愚かな警告を受けてしまった」とし、「あってはならないことだが、これもまたこのレベルの舞台で我々が学ばなければならない部分だ」と付け加えた。
逆に韓国は、南アフリカの主力MFであるモコエナとズワネが欠場することで、より有利な状況で試合に臨めることになった。
韓国は同日、メキシコのグアダラハラ・スタジアムで行われるメキシコとのグループリーグ第2戦でも、相手の主力DFセサル・モンテスが前回の試合での退場により出場できないため、カードの恩恵を受ける形となっている。


