
リヴァプールが、ブラッドリー・バルコラの獲得に向けて本格的に動き出しました。
欧州サッカーの移籍市場に精通する著名ジャーナリストのベン・ジェイコブス氏とアレックス・クルック氏は29日、「リヴァプールがパリ・サンジェルマン(PSG)所属のFWバルコラ獲得に向け、初の公式オファーを準備している」と報じました。
リヴァプールは昨シーズン限りで、クラブのレジェンドであるモハメド・サラーとの契約を満了しました。間近に迫る新シーズンにおいて、「サラーの代役を担うのは一体誰なのか?」という問いが繰り返される中、現在その最有力候補としてバルコラの名前が急浮上しています。

バルコラは、PSGをUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)2連覇へと牽引した主軸選手の一人です。PSG側はバルコラの移籍金を約1億7000万ユーロ(約280億円)と評価しているとされ、わずか1年前に設定されていた約8500万ユーロ(約140億円)と比較すると、実に2倍以上の金額に跳ね上がっています。クラブ内部では、近年のイングランド・プレミアリーグにおける移籍金相場の高騰を考慮すれば、これだけの価値は十分に反映されていると判断している模様です。
一方、リヴァプールはPSG側のこの強気な評価額をそのまま受け入れるつもりはないとの立場を示しています。現在、バルコラとPSGの契約は残り2年となっており、選手本人にも現時点で契約延長の意思がないことから、提示された要求額はあまりにも法外であると捉えているためです。このため、移籍金の交渉・調整は十分に可能であると判断しており、リヴァプールは約8000万ポンド(約154億円)程度でのファーストオファーを計画していると伝えられています。
バルコラ自身は、リヴァプールへの加入に対して非常に前向きな姿勢を見せていると報じられています。したがって、選手個人との条件合意には大きな障害がないとみられており、両クラブ間における移籍金のマネーゲームが、今回のビッグディール成立に向けた最大の焦点となる見通しです。


