
カナダとメキシコがベスト16進出を決めた。今度は北中米ワールドカップ共同開催国の最後の一角、アメリカがベスト16入りに挑む。
アメリカは2日、米カリフォルニア州サンフランシスコのサンフランシスコ・ベイエリア・スタジアムで、ボスニア・ヘルツェゴビナと2026国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップ決勝トーナメント1回戦(32強)を行う。
アメリカは今大会、グループリーグD組を1位で通過した。パラグアイを4-1、オーストラリアを2-0で完破して早々にベスト16進出を確定させ、トルコには2-3で敗れたものの、2勝1敗(勝ち点6)という好成績を残した。
アメリカより先に共同開催国のカナダとメキシコがベスト16入りを果たしているだけに、アメリカとしても勝利が切実だ。カナダは南アフリカを1-0で下し、メキシコもエクアドルを2-0で完破してベスト16進出に成功した。
マウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるアメリカは、グループリーグで安定した試合運びを見せた。組織的なプレスと、若い選手たちの運動量とスピードを活かした素早い攻守の切り替えで相手を圧倒した。ホームファンの圧倒的な応援も大きな力となった。

アメリカは1930年の第1回大会で3位に入ったことがあるが、実質的な最高成績は2002年日韓ワールドカップのベスト8である。自国開催だった1994年大会ではベスト16に進出したが、ブラジルに0-1で敗れ敗退した。自国開催となる今大会では、ベスト8以上を夢見ている。
ただ、対戦相手のボスニア・ヘルツェゴビナが侮れない存在であることが問題だ。ボスニア・ヘルツェゴビナはB組3位でベスト16に進出した。カナダと1-1で引き分け、スイスには1-4で大敗したが、カタールとの最終戦で3-1の完勝を収め、1勝1分け1敗(勝ち点4)を記録した。
ベテランのエディン・ジェコ(シャルケ04)を除けば名の知れたスーパースターはそれほど多くないが、堅い守備ラインをベースに、カウンターのチャンスを逃さない実利的なサッカーに長けたチームだ。
そのため、アメリカとしては何としても先制点が重要になる。もしボスニア・ヘルツェゴビナに先制を許せば、アメリカは彼らの守備を崩すのにかなり苦労する可能性がある。戦力面ではアメリカが優勢と評価されているが、ワールドカップのトーナメントでは一度の致命的なミスが敗北に直結することが多々ある。



