「トランプ氏の圧力か?」米FWの出場停止処分が異例の猶予 FIFAの決定にベルギーや世界中から批判殺到

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「トランプ氏の圧力か?」米FWの出場停止処分が異例の猶予 FIFAの決定にベルギーや世界中から批判殺到
ゲッティイメージズコリア

ドナルド・トランプ米大統領が、直前の試合で退場処分を受けた米国代表FWフォラリン・バログン(25・ASモナコ)の出場停止処分猶予に介入したとされ、波紋を呼んでいる。米国との16強戦を控えたベルギーはもちろん、欧州の他国からも、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長がサッカーを政治で汚染したという批判が強まっている。

元サッカー審判員であるマキシム・プレヴォ・ベルギー副首相兼外相は6日(現地時間)、政治メディアのポリティコに対し、「もし本当に一本の電話がこの不可解な決定を導き出したのであれば、サッカーとスポーツの最も基本的なルールを損なうものだ」と語った。



欧州サッカー連盟(UEFA)も「レッドラインを越えた」としてFIFAを批判した。UEFAは声明で「退場に伴う最低1試合の自動出場停止は裁量で選択できるものではなく、管轄機関の決定も必要ない」とし、「前例がなく、理解不能で、正当化できない決定だ」と猛烈に非難した。

また、「サッカーはどこでも同じルールで試合を行うからこそ信頼されている」とし、「ルールの確実性がそれを守るべき人々によって保証されなくなれば、競技の完全性と大会の信頼が損なわれる」と指摘した。

FIFAは、開催国である米国とベルギーの16強戦を翌日に控えたタイミングで、前回の試合でレッドカードを受けたバログンの出場停止を1年猶予した。米メディアは、トランプ大統領がインファンティーノ会長に電話をかけ、判定を再考するよう要請したと報じている。

英BBC放送によると、ワールドカップの舞台でこれまで189枚のレッドカードが出されたが、出場停止処分を免れたケースは今回が2度目である。1962年チリ・ワールドカップの準決勝でブラジルのガリンシャが退場となったが、決勝戦に出場して優勝カップを掲げた例がある。ただし、当時は自動出場停止制度が存在しなかったため、懲戒が覆された事例としては今回が事実上初めてとなる。

FIFAは、18人の委員で構成される規律委員会が独立して決定したと発表した。しかし、投票によって処分を猶予したのかは公開しておらず、関連する報告書も出していない。

ベルギーサッカー協会は今回の決定に対し、FIFA控訴委員会に異議を申し立てた。ブリュッセル・タイムズは、同日午後2時までに理由書を提出しなければならず、時間が切迫していると伝えた。ベルギーと米国の16強戦は、欧州時間で7日午前2時に行われる。


欧州サッカー界の著名人らもFIFAの処分撤回を批判している。ドイツ代表監督に内定したユルゲン・クロップ氏は「本当にトランプとインファンティーノが合意して決めたのなら狂気の沙汰だ」とし、「サッカーを全く知らない二人が、サッカーに関連するいかなる事柄にも関与すべきではない」と指摘した。インファンティーノ氏と確執があるゼップ・ブラッター元FIFA会長は、X(旧ツイッター)に「レッドカードは政治的な通話で取り消されるものではない」とし、「FIFAよ、どこへ行くのか(Quo Vadis, FIFA)」と書き込んだ。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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