
格下コンゴ戦で決定機を逃す
「ハットトリック」のメッシとは対照的な不振
「もっと大きな拍手を受けるべき選手が少なくとも16人いる」
海外メディアからも揶揄混じりの酷評
リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)とはあまりにも対照的な姿だった。クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)の2026国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップ初戦は、失望の結果に終わった。
ロナウドは18日、米テキサス州ヒューストンのスタジアムで行われたコンゴ民主共和国(以下コンゴ)との2026北中米W杯グループリーグK組初戦に先発出場し、フル出場を果たしたものの、ゴールを挙げることはできず沈黙した。ポルトガルもロナウドの不振の中、52年ぶりにW杯本大会に出場したコンゴを相手に屈辱的な1-1の引き分けに終わった。
ポルトガルは前半6分、ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン)の先制ゴールで主導権を握ったが、ロナウドはゴールを狙って懸命に動いたものの、なかなかチャンスを得られなかった。ポルトガルも先制点以降、一方的に攻め立てながら追加点を奪えず、逆に前半アディショナルタイムにコンゴのヨアン・ウィサに同点ゴールを許し、1-1で前半を終えた。
後半に入っても交代することなくピッチに残り続けたロナウドは、後半23分、ついにこの日最初のシュートを決定的なチャンスで放った。途中出場のフランシスコ・コンセイソン(ユヴェントス)がペナルティエリア内に侵入したロナウドへ絶妙なカットバックを送った。しかし、ロナウドは正確なシュートタイミングを掴めず、無理やり足を合わせたものの、ボールはゴール右へと外れた。
ロナウドは6分後にも再びチャンスを迎えた。コンセイソンが再びロナウドへカットバックを送り、ロナウドがシュートを放ったが、これも枠を外れた。結局、ロナウドは試合終了まで影響力を発揮できず、ポルトガルも屈辱的な1-1の引き分けに終わった。
通算6度目のW杯本大会の舞台に立ち、メッシと並ぶ最高記録を打ち立てたロナウドは、この日最前線の攻撃手として積極的にゴールを狙った。しかし、そのパフォーマンスは前日のメッシのそれとは比較にならないほど低調だった。メッシは前日に行われたアルジェリアとのグループリーグJ組第1戦で、一人でハットトリックを達成し、3-0の完勝を導いた。対照的に、ロナウドはこの日の試合で支配力を発揮できなかった。
海外メディアの反応も冷ややかだった。ロイター通信は「ポルトガルとロナウドは大きな挫折感を抱えて試合を終えた」とし、「ロナウドはゴール付近で2度シュートを試みたが、いずれも枠を外れるなど沈黙し、悔しさを残した」と酷評した。英ガーディアン紙も「ファンはロナウドを見るためにやって来た。前日にリオネル・メッシが見せた驚異的なハットトリックに匹敵する活躍を期待していたかもしれないが、この日の試合でロナウドよりも大きな拍手を受ける資格のある選手が少なくとも16人はいた」と指摘した。


