デトロイト最後の登板か?スタンディングオベーションのスクーバルに注目…大谷負傷のドジャースも急浮上

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デトロイト最後か?スタンディングオベーションのスクーバル、去就に注目…大谷負傷のドジャースが急浮上
デトロイトのタリク・スクーバルが29日のボルチモア戦、7回2死後にホームファンのスタンディングオベーションを受けながらマウンドを降りている。AP連合ニュース

もしかすると、デトロイトでの最後の先発登板になるかもしれない。メジャーリーグ(MLB)最高の左腕タリク・スクーバルが、ホームファンの熱狂的なスタンディングオベーションの中でマウンドを降りた。トレード期限が迫る今、スクーバルはリーグで最も熱い注目を集める存在となっている。

スクーバルは30日、デトロイトのホームで行われたボルチモア戦に先発登板し、6.2回を3失点としっかりと役割を果たした。1回には個人通算1000奪三振も達成。デトロイトの投手が1000奪三振を記録したのは史上17人目の快挙だ。



スクーバルが次回の登板でもデトロイトのユニフォームを着てマウンドに上がるかはまだ分からない。2024〜2025シーズンにアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を2年連続で受賞したスクーバルは、今回のトレード市場で複数のチームから熱視線を浴びている。デトロイト側としても、彼が今シーズン限りでフリーエージェント(FA)となるため、将来の戦力補強を視野に放出し、対価を得る必要性に迫られている。

ミルウォーキーやタンパベイなど、例年のトレード市場では大物選手にあまり関心を示さなかったスモールマーケットの球団までもが、スクーバル獲得候補として浮上している。これらの球団が今シーズン終了後にスクーバルを引き留める可能性は極めて低い。資金力や球団の運営方針を考えれば当然のことだ。もし獲得に動くならば、レギュラーシーズンの残り2ヶ月とポストシーズンでフル活用し、その後は手放すという割り切った戦略になるだろう。

それほどのリスクを負ってまで彼らが獲得を狙うのは、ワールドシリーズ制覇という悲願に飢えているからに他ならない。タンパベイとミルウォーキーは、「コストパフォーマンス」重視の運営で素晴らしい成績を収めてきた代表的なチームだが、大舞台では常に限界を露呈してきた。資金力のある強豪チームのスターパワーの前に、あと一歩届かない日々が続いていたのだ。

デトロイト最後か?スタンディングオベーションのスクーバル、去就に注目…大谷負傷のドジャースが急浮上
デトロイトのタリク・スクーバルが29日のボルチモア戦、1回に個人通算1000奪三振を達成した後、ホームファンの拍手に応えている。AP連合ニュース

タンパベイは2020シーズンにワールドシリーズまで進出したが、ロサンゼルス・ドジャースに2勝4敗で惜敗。2021シーズンはアメリカン・リーグ地区シリーズでボストンに1勝3敗で敗退した苦い経験がある。

一方のミルウォーキーも、昨年まで直近6シーズンで5度も秋の舞台に立ったが、一度もワールドシリーズの壁を越えられなかった。昨シーズンはナショナル・リーグ優勝決定シリーズでドジャースに4戦全敗。レギュラーシーズンではドジャース相手に6戦全勝だったにもかかわらず、ポストシーズンでは力を発揮しきれなかった。

タンパベイとミルウォーキーがスクーバルを獲得すれば、不足していたスターパワーを補い、一気に優勝候補の筆頭へ躍り出る。タンパベイにとっては強固な先発陣にエースが加わる「鬼に金棒」の補強となり、ミルウォーキーにとっては今季のサイ・ヤング賞最有力候補であるジェイコブ・ミゼロウスキーとスクーバルによる、現時点で最強のワンツーパンチが完成する。

他にもアトランタ、ニューヨーク・ヤンキース、そしてロサンゼルス・ドジャースといった球団が関心を示している。

ドジャースは現在の戦力でも十分に優勝を狙える布陣だ。ブレイク・スネルとタイラー・グラスノーが復帰すれば、先発陣の層はさらに厚くなる。しかし、ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースにとって、スクーバル獲得は優勝の可能性をさらに高めるだけでなく、ライバルチームへの移籍を未然に防ぐという意味でも非常に戦略的な動きといえる。

ここで最大の変数となるのが、スーパースター大谷翔平の動向だ。膝の痛みを抱える大谷は、4日のサンディエゴ戦以降、投球を中断し指名打者としてのみ出場を続けている。球団側はシーズン中の復帰を確信しているが、不透明な要素は残る。もしスクーバルを獲得すれば、マウンドに立つ大谷をカバーする最も完璧な補強策となり得るはずだ。


獲得に必要なトレードの駒も十分だ。デトロイトは、即戦力となる若手先発投手とマイナーリーグの上位プロスペクトを要求していると伝えられている。ドジャースはメジャーのマウンドに即座に上げられる先発候補がリーグでも屈指の多さを誇り、マイナーの有望株も豊富だ。「MLB.com」の最新有望株トップ100では、30球団中最多となる9人がドジャースからランクインしている。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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