都心から遠すぎないのが魅力、京畿道の秋のヒーリング旅行コース
涼しい風が吹き、歩いては休み、歩いては休むのにぴったりの季節です。遠くへ行かなくても日常に休息をプラスできる、京畿道の「空っぽにする旅(ビウム旅行)」スポットを4か所ご紹介します。
水原 南守軒(ナムスホン)

利用時間| ギャラリーカフェ「オス水原」 10:00~22:00 / 年中無休
旅行のヒント| 1階のギャラリーカフェと韓屋ライブラリーは宿泊しなくても利用可能
水原華城の城郭の内側、南水洞の路地には、2026年8月に正式オープンした南守軒があります。黒い瓦と塀の中に内棟・サランチェ(客間)・別棟が続き、中庭を中心に小さな庭と韓屋の客室が配置されています。全12室の客室は、形態に合わせて茶室や専用の庭を備えており、一部の客室ではプライベートな温湯も楽しめます。
宿泊しなくても1階のギャラリーカフェ「オス水原」と韓屋ライブラリーに立ち寄れるため、水原華城の城郭道を歩いた後に一休みするのに最適です。華城行宮や城郭を中心に動くこれまでの水原旅行に、少しゆったりとした時間を加えたいなら、ぴったりの京畿道の「空っぽにする旅」スポットです。
抱川 国立樹木園

利用時間| 4~10月 09:00~18:00 / 11~3月 09:00~17:00
旅行のヒント| 車で訪問の際は公式ホームページでの事前駐車予約が必要
抱川の国立樹木園は、550年余りにわたって保全されてきた光陵の森の中心部に位置しています。1468年に世祖の陵林に指定されて以来長く保護され、2010年には光陵の森全体がユネスコ生物圏保存地域に指定されました。樹木園内には山林博物館や熱帯植物資源研究センターをはじめ、多様な森の道が続いています。
特に、真っ直ぐに伸びたモミの木の間を歩くモミの森の道や、穏やかな水辺に沿って続く陸林湖周辺は、急がずに散策するのに最適です。大人の入場料も1,000ウォンと負担が少ないのも魅力です。一日に何箇所も回るより、一つの森をゆっくり歩く旅を望むなら、9月は特に適した時期です。
富川 自然生態公園

利用時間| 3~10月 09:30~18:00 / 11~2月 09:30~17:00
旅行のヒント| 夜間コンテンツ「富川ルミナレ」は回ごとの人数制限があるため、週末は事前予約を推奨
地下鉄7号線カチウル駅近くにある富川自然生態公園では、一日で昼と夜、二つの森を体験できます。武陵桃源樹木園には約1,000種の植物が育っており、岩石園、薬用植物園、瞑想園、空の湖などが続いています。約2kmの長さのバリアフリーデッキ道「誰でも森の道」もあり、歩く負担も大きくありません。
夜には夜間コンテンツ「富川ルミナレ桃華夢」が開催され、約1.5kmの散策路に沿って12の照明・メディアアートコンテンツが展開されます。昼間は樹木園をゆっくり歩き、食事の後に夜の散策まで楽しむ半日コースとして活用するのに最適です。
華城 梅香里(メヒャンリ)平和記念館

利用時間| 火~日曜日 10:00~18:00 / 入場締め切り 17:00
旅行のヒント| 記念館、旧クニ射撃場の残存建築物、梅香里平和生態公園を合わせて回ると約1~2時間
最後の京畿道の「空っぽにする旅」スポットは、少し違った意味での休息に出会える梅香里です。ここは1950年代から米軍クニ射撃場として使用され、長い間爆撃訓練に耐えなければなりませんでしたが、住民たちの努力の末、2005年に射撃場が閉鎖されました。
現在、梅香里平和記念館では、当時の住民たちの生活と射撃場の歴史、平和を取り戻すまでの過程を学ぶことができます。世界的な建築家マリオ・ボッタが設計した赤レンガの建築物も目を引きます。観覧後はすぐ隣の梅香里平和生態公園まで歩いてみることをおすすめします。かつて爆撃訓練場だった場所が広大な草地と散策空間に変わった姿を見ながら、梅香里が歩んできた時間を自然と振り返ることができます。
9月の京畿道の「空っぽにする旅」は、何かをたくさん見て満たす旅とは少し違います。水原では韓屋で少し休み、抱川と富川では森を歩きながらペースを落とし、華城ではある場所が歩んできた時間を振り返ることができます。スケジュールをぎっしり詰め込むより、1〜2か所だけ選んでゆっくり滞在してみるのも、秋を過ごす良い方法です。

