
米大リーグ(MLB)サンフランシスコ・ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)が、打席で快音を響かせることができなかった。
李政厚は現地時間12日、カリフォルニア州サンフランシスコのオラクル・パークで行われたサンディエゴ・パドレスとのホームゲームに「7番・右翼手」として先発出場。4打数無安打に終わり、シーズン打率は0.281から0.279(509打数142安打)へとわずかに下降した。
李政厚は4打数無安打、松井裕樹との「日韓対決」は右飛に
2回裏、先頭打者として迎えた第1打席では、パドレスの先発左腕ロビー・レイに対して一塁ゴロに打ち取られた。4回裏2死での第2打席では、再びレイと対戦して鋭い当たりを放ったものの、二塁手の正面を突く不運に見舞われた。
6回裏1死の第3打席では、パドレスの日本人左腕・松井裕樹との対戦が実現した。李政厚は9球目まで粘る意地を見せ、フルカウントから時速148.5キロの外角直球(フォーシーム)を捉えたが、打球は惜しくも右翼手のグラブに収まった。日韓を代表する選手による見応えのある勝負は、松井に軍配が上がる形となった。
5-7と2点を追う9回裏には、先頭打者として打席に入り、パドレスの守護神メイソン・ミラーの初球を狙ったものの、レフトフライに倒れた。
宋成文の守備投入で「コリアン・ダービー」が実現

一方、パドレスの宋成文(ソン・ソンムン)は、8回裏の守備からダスティン・ハリスに代わって「8番・二塁手」として途中出場した。これにより、グラウンド上に二人の韓国人選手が同時に立つ「コリアン・ダービー」が実現。しかし、宋成文に打席の機会は回らなかった。
李政厚と宋成文は、韓国プロ野球(KBO)のキウム・ヒーローズ時代にチームメイトとして苦楽を共にした間柄である。メジャーリーグという最高峰の舞台でかつての同僚が同じフィールドに立つ姿は、韓国や日本のアジアの野球ファンにとっても非常に感慨深い瞬間となった。
パドレスが5連勝、地区2位をキープ
チームの勝敗においては、宋成文が所属するパドレスに軍配が上がった。パドレスは7-5で接戦を制し、5連勝をマーク。通算成績を79勝68敗(勝率.537)とし、ナショナル・リーグ西地区2位をキープした。同地区3位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとのゲーム差を0.5に広げている。一方、敗れたジャイアンツは62勝86敗(勝率.419)で同地区4位にとどまった。


