FIFA会長に欧州が反旗、デンマークに続きフランスも退任を要求する理由

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フランスに続きデンマークもインファンティーノ会長を糾弾「質問にも答えず」会長の退任を改めて要求
インファンティーノ会長。ロイター

国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長に対し、欧州サッカー界からの圧力が強まっています。デンマークサッカー協会(DBU)は、FIFAが推進していた商業的持分売却計画に関連し、説明責任が果たされていないとして、インファンティーノ会長の退任を改めて強く要求しました。

FIFAの商業計画と不透明なプロセス

ロイター通信の報道によると、デンマークサッカー協会のイェスパー・メラー会長は、FIFA法務委員会において「FIFAフォワード・エンタープライズ(FFE)」計画に関する問題点を追及しました。FFEとは、ワールドカップ等の主要大会の商業権を別会社へ移管し、外部投資家から最大42億ドルの資金を募る構想でしたが、UEFAやAFCをはじめとする各国連盟の猛反発により、今年7月に撤回された経緯があります。

メラー会長は、この重要案件が法務委員会の公式議題から外されていたことに疑問を呈しました。「法的な議論を担うはずの場所で、関連する批判的質問への回答が先送りされたことは容認できない」と述べ、FIFA指導部の説明姿勢を厳しく批判しました。

欧州サッカー界に広がる不信感と退任要求

今回の動きは、単なる計画の撤回に留まらず、FIFA指導部に対する根本的な不信感の表れと言えます。メラー会長は「現指導部の下ではFIFAの信頼回復は困難」と断言し、次期会長選挙に向けた代替候補の擁立を目指す意向を明確にしました。

欧州内での反発は加速しており、フランスサッカー連盟がインファンティーノ氏の再選を支持しないと明言したほか、オーストリアサッカー協会も理事会全会一致で支持撤回を決定しました。韓国のスポーツ界でも組織の透明性やガバナンスがしばしば議論の対象となりますが、FIFAにおいても同様に、加盟各国の協会が意思決定の民主化を求める構図が鮮明になっています。

次期会長選挙を見据えた攻防

インファンティーノ会長は依然として、多くのFIFA加盟国から一定の支持を得ていると見られています。そのため、欧州を中心とする反対派は、単に対抗馬を立てるだけでなく、会長の権限を制限するためのルール作りや議論の透明化を求める戦略をとっています。

FIFAの次期会長選挙は2027年3月18日、モロッコのラバトで開催される予定です。それまでの期間、加盟各国を巻き込んだ組織改革とリーダーシップを巡る議論はさらに激化するものと予想されます。

Grey

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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