
韓国の人気俳優イ・ピルモが父親を亡くし、深い悲しみの中で葬儀場を守っています。
韓国メディアの報道によると、イ・ピルモの父親である故イ・ハンシクさんが、12日に息を引き取りました。イ・ピルモは、バラエティ番組での共演をきっかけに結婚した妻のソ・スヨンと共に喪主として名を連ね、葬儀場にて弔問客を迎えています。
ソウル聖母病院に設けられた斎場と葬儀日程
故人の斎場は、ソウル市内にあるソウル聖母病院葬儀場14号室に設けられました。出棺は14日の午前中に執り行われ、埋葬地は京畿道(キョンギド)盆唐(プンダン)にある「チャハヨン盆唐」となる予定です。
韓国の一般的な葬儀は3日間にわたって行われる「3日葬(サミルチャン)」が主流であり、故人の知人や親族だけでなく、生前に親交のあった多くの芸能界関係者らが弔問に訪れ、哀悼の意を表していると伝えられています。
番組で語られた両親の同時闘病と、明かせなかった母親の悲報
これに先立ち、イ・ピルモは昨年9月に放送された韓国のトーク番組『親友ドキュメンタリー 4人用の食卓』(チャンネルA)に出演した際、両親の過酷な闘病生活について涙ながらに告白していました。
当時、イ・ピルモは「母親が入院した4日後に、今度は父親も病院に運ばれました。それぞれ異なる場所での闘病生活が始まり、そのわずか3ヶ月後に母親が脳梗塞で他界しました」と明かしていました。さらに、闘病中の父親に与える精神的な衝撃を懸念した家族の配慮から、母親の訃報を父親へ伝えることができなかったという胸の痛むエピソードも打ち明けていました。
番組内で彼は、「(父は)おそらく直感で察しているのだと思います。母が亡くなって2年が経ちますが、母の安否について一度も聞いてきません。時折、母のことを本当に忘れてしまったのだろうかと思うこともあります」と語り、視聴者の涙を誘っていました。結果として、母親に続き父親も見送ることとなったイ・ピルモの境遇に対し、SNS上などでは多くの追悼と励ましのメッセージが寄せられています。
バラエティ番組が結んだ絆…妻ソ・スヨンとの家族の歩み
悲しみの中にいるイ・ピルモを支える妻のソ・スヨンは、11歳年下の一般女性です。二人は2018年に放送されたTV朝鮮のリアル恋愛バラエティ番組『恋愛の味』で出会い、実際の恋人同士へと発展。視聴者から「ピルヨン夫婦」の愛称で絶大な支持を集め、2019年に結婚しました。現在二人の間には、二人の男児(息子)が誕生しています。
家族を大切にすることで知られるイ・ピルモが、最愛の伴侶であるソ・スヨンや幼い子どもたちに支えられながら、この大きな悲しみを乗り越えられるよう、多くのファンが静かに見守っています。

