5600億円の大型補強も実らず、プレミアリーグで深刻な不振

トッテナム・ホットスパーが深刻な不振に喘いでいる。夏の移籍市場において、約3億ポンド(約5600億ウォン)という巨額の資金を投じて選手団の大幅な刷新を敢行したものの、今シーズンのプレミアリーグ(EPL)開幕から5試合を消化して一度も勝利を挙げることができていない。直近のアストン・ヴィラ戦では2-3で敗れ、順位は降格圏内の19位まで転落した。
衝撃の3失点、試合後にデ・ゼルビ監督が語った苦悩
19日にホームのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた第5節、トッテナムは守備の崩壊が目立った。前半の追加時間にヨハン・マンザンビに先制を許すと、後半にはニコラス・ジャクソン、エミリアーノ・ブエンディアに相次いでゴールを奪われ、0-3と突き放された。試合終盤にコナー・ギャラガーとヤン・ポール・ファン・ヘッケが意地のゴールを挙げたものの、勝敗を覆すには至らなかった。
試合直後、指揮官のロベルト・デ・ゼルビ監督は「非常に失望しており、悲しく、挫折感を感じている」と述べ、選手たちの不甲斐ないパフォーマンスを厳しく叱責した。

最悪のスタートと浮き彫りになるチームの課題
トッテナムの開幕5試合の成績は2分け3敗、勝ち点2にとどまっている。プレミアリーグ発足以降、5試合終了時点で勝ち点2はクラブ史上最悪のスタートである。さらに2得点8失点という得失点差は、過去の低迷期であった2008~2009シーズンをも下回る水準にあり、攻守両面での機能不全が浮き彫りとなっている。
昨シーズン、17位で辛うじて降格を免れたチームにとって、今夏の補強は飛躍を誓うものだったはずだが、依然として守備の不安定さと試合運営の稚拙さは改善されていない。スカイスポーツの分析によれば、決定的なチャンスを活かせない攻撃陣と、個人のミスが失点に直結する守備組織の乱れが、今のトッテナムが抱える最大の病巣だと指摘されている。

Aマッチウィークを挟み、巻き返しへの正念場へ
対照的に、同じく苦しんでいたアストン・ヴィラはこの初勝利を機に浮上のきっかけを掴んだ。主将のジョン・マッギンは、「新しい選手たちがチームに溶け込んできている」と前向きな姿勢を見せており、チーム構築のプロセスにおける明暗が分かれる結果となった。
今後、トッテナムはAマッチ期間による中断を迎える。3週間近いインターバルを経て、デ・ゼルビ監督がこの混迷するチームをいかに立て直すのか。中断明けの次戦、マンチェスター・ユナイテッドとのアウェイ戦が、今季の行方を左右する試練の場となりそうだ。


