
レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督が、「マドリード・ダービー」終了後の記者会見にて、対戦相手であるアトレティコ・マドリードのイ・ガンインらによるプレーを厳しく批判しました。この試合はスペイン・プリメーラ・リーガ第7節として行われ、レアル・マドリードが退場者を出しながら1-2で敗戦を喫しています。
証拠写真を持ち込んだ異例の抗議
モウリーニョ監督は会見の席に2枚の写真を持ち込み、審判の判定に強い異議を唱えました。1枚目はイ・ガンインがフェデリコ・バルベルデの左足首に向けて行ったタックルの場面、もう1枚はアトレティコのクリスティアン・ロメロがジュード・ベリンガムの膝を踏みつける場面です。
同監督はこれら双方のプレーが「明白な退場に値する」と主張しました。試合中、イ・ガンインにはカードが提示されず、ロメロには警告のみが与えられたことに不満を露わにしました。「もし相手が2人退場し、我々が11対9の数的優位で50分間戦えていたとしたら結果は変わっていたはずだ」と、判定が試合の行方を決定づけたと語っています。
審判団への厳しい評価
さらにモウリーニョ監督は、今回の試合を担当した審判団の能力にも疑問を呈しました。「国際試合の経験が浅く、重圧に耐えられない審判をなぜ重要度の高いダービーに割り当てたのか」と述べ、審判割り当て委員会に対しても強い不快感を表明しています。また、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のこれまでの誤審歴にも言及し、公平な判定が行われなかったとの見解を示しました。
クラブの対応とシメオネ監督の反応
レアル・マドリード側は、イ・ガンインのタックルを受けたバルベルデの左足首の状態を深刻視しており、今後精密検査を行う予定であると発表しました。一方、アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、モウリーニョ氏の主張に対して一定の敬意を払いつつも、「指導者としての立場をわきまえ、発言には慎重であるべきだ」とコメントし、一線を越えた批判には距離を置く姿勢を見せています。


