


YGエンターテインメントの次世代ガールズグループ、BABYMONSTERが日本での初となる京セラドーム大阪公演を開催し、見事に全席完売を記録した。2026年2月22日と23日の2日間にわたり行われた『2026-27 BABYMONSTER WORLD TOUR ‘CHOOM’ IN JAPAN SPECIAL LIVE AT KYOCERA DOME OSAKA』では、計9万人を動員し、日本国内での圧倒的な人気と存在感を証明した。
今回の京セラドーム公演は、2025年7月の兵庫・神戸公演を皮切りに、日本全国6都市11公演を巡ったツアーのフィナーレを飾る舞台となった。一連の日本ツアーでの累計観客動員数は20万人を記録。ドーム公演の最終日の模様は、日本最大級の衛星放送局WOWOWを通じて生中継され、現地に足を運べなかったファンにもその熱気あふれるパフォーマンスが届けられた。
オールライブバンドとハンドマイクで証明した圧倒的な歌唱力
公演の幕が上がると、超満員の会場からは地響きのような歓声が沸き起こった。オープニング曲「WE GO UP」のイントロとともにステージに登場したメンバーは、オールライブバンドのダイナミックな演奏に合わせ、安定したハンドマイクでの生歌を披露。デビュー当初から実力派として評価されてきた彼女たちの「ライブ力」を序盤から存分に発揮した。
続いて、YouTubeなどのプラットフォームで驚異的な再生回数を記録し、日本国内でもストリーミング再生数がそれぞれ1億回を突破しているメガヒット曲「SHEESH」や「DRIP」をパフォーマンス。さらに、最新のミニ3集『CHOOM』の同名タイトル曲など、ワールドツアーならではの洗練された楽曲群が披露され、会場のボルテージは最高潮に達した。
日本オリジナル曲からソロステージまで充実のセットリスト
K-POPアーティストにとって「夢の舞台」とされるドーム公演にふさわしく、今回のライブは特別感のあるセットリストで構成された。日本初のオリジナル曲「Ghost」をはじめ、SNSを中心にバイラルヒットを記録した「REALLY LIKE YOU」、最新曲「SUGAR HONEY ICE TEA」など、多彩なジャンルの楽曲が披露され、彼女たちの音楽的な限界を感じさせないパフォーマンス力を示した。
また、中盤にはメンバーそれぞれの個性が光るソロステージも用意された。ボーカル、ラップ、ダンスのすべてにおいてハイレベルな実力を持つ「オールラウンダー」としてのポテンシャルを一人ひとりが体現し、観客を魅了した。
YGエンターテインメントのノウハウが光る演出とステージ構築
数々の世界的アーティストのドームツアーを成功させてきたYGエンターテインメントならではの、洗練されたステージ演出も光った。ドームの広大な空間を最大限に活かした立体的な大型ステージセットや、映画のワンシーンを彷彿とさせるハイクオリティなVCR映像が用意され、観客を楽曲の世界観へと引き込んだ。
演出にはレーザー、火薬、フォグなど多彩な特殊効果がふんだんに使用され、ドラマチックな空間を演出。ファンの持つ公式ペンライトの光が、音楽に合わせてグラデーションのように変化し、客席とステージが一体となる幻想的な光景が広がった。
通訳なしの流暢な日本語トークとファンへの温かい眼差し
BABYMONSTERは日本のファンとのコミュニケーションにも深く心を配っていた。メンバー全員が公演中、通訳を通すことなく流暢な日本語でMCを進行。関西での公演ということもあり、関西弁を交えたユーモアのあるトークを披露し、ファンとの距離を縮めた。
アンコールではムービングカーに乗ってアリーナおよびスタンド席の近くまで移動し、一人ひとりとアイコンタクトを取るなど、きめ細かなファンサービスを実施。本編終了後も止まない熱い歓声に応え、ダブルアンコールまで行う異例の対応を見せ、最後の瞬間まで全力のパフォーマンスを届けた。
日本人メンバー・アサとルカが流した涙と凱旋の意味
ドームという記念碑的なステージに立った感動から、メンバーが涙を浮かべる場面もあった。特に日本人メンバーであるアサとルカにとって、故郷でのドーム公演は格別な意味を持っていた。
二人は「最初のステージに立った時から、胸がいっぱいで涙が出そうになりました。これほど多くの方々に愛されているということを実感し、すべての瞬間がいつも応援してくださるファンの皆さんのおかげだと感じています。これからも一緒に素敵な思い出を作っていきたいです」と感謝を語った。これに対し、会場からはメンバーの名前を呼ぶ声と「お疲れ様」という温かい拍手が送られた。
デビューからわずか2年5ヶ月でドーム到達、異例のスピード成長
BABYMONSTERの日本における成長速度は極めて異例だ。2024年の初ファンミーティングでは4万6,000人を動員、翌2025年には25万人、そして今回のツアーでさらに20万人を動員し、日本国内での累計観客数は早くも50万人に迫っている。
K-POPガールズグループとして最短期間での15万人動員記録を樹立した前回のツアーに続き、デビューからわずか2年5ヶ月で京セラドーム公演を完売させた実績は、現地でのブランド力が完全に定着したことを示している。K-POP市場においてドーム公演はトップグループの証とされており、BLACKPINKに続くYGの新たな柱として確固たる地位を築いたと言える。
BABYMONSTERは現在、ソウルを皮切りに2度目のワールドツアー『2026-27 BABYMONSTER WORLD TOUR ‘CHOOM’』を継続中だ。アジア、オセアニア、南米、北米、ヨーロッパの5大陸18都市で計30公演が予定されており、ファンの熱い声援を受けて香港での追加公演も決定するなど、その世界的な規模は拡大の一途をたどっている。

