高英旭氏、辛秀峰氏の失言騒動に言及し共感を示す

元グループ「ルラ」のメンバーである高英旭氏が、後輩歌手・金多賢氏に対するステージ上での失言で物議を醸したベテラン歌手・辛秀峰氏について、「心情は理解できる」との立場をSNS上で表明し、再び世間の注目を集めています。高氏は「公の場での発言の是非は別として、自分自身も特定の音に対して極度の拒絶反応を示す『ミソフォニア(聴覚過敏症)』の傾向があるため、辛氏の態度に共感する」と主張しました。
SNS上で展開された同業者への相次ぐ実名批判

議論を呼んでいるのは、高英旭氏が自身の心情を語る中で、多数の同業者や後輩ミュージシャンの実名を挙げ、攻撃的な表現で批判を繰り返した点です。高氏は「BUZZ、SGワナビー、SISTAR、ティアラ、ダビチなどの音楽、および特定の唱法を聴くことは自分にとって拷問に近い」と投稿しました。
さらに、特定のアイドルグループやトロットジャンルだけでなく、MAMAMOOの華莎氏の歌唱スタイル、ジェシーや徐仁英氏の話し方や声質まで具体的に列挙し、公の場で不快感を露わにしました。韓国の芸能界では、SNSを通じた私的な意見の発信が大きな影響力を持つため、こうした無差別な批判は多くのユーザーから反感を買っています。
騒動の発端と背景:珍山高原トロットフェスティバルでの出来事
今回の騒動の発端は、先月20日に開催された「第10回珍山高原トロットフェスティバル」です。ベテランの辛秀峰氏は、17歳の後輩歌手・金多賢氏のパフォーマンス直後、「若いお嬢さんが歌や人生を全く理解していない」「今後、私の前にあの選手を送り込まないでほしい」と発言しました。これに対し、観客や視聴者からは金多賢氏に対する人格攻撃であると批判が噴出しました。
辛氏は過去のメディア出演時、ミソフォニアを患っていることを告白しています。しかし、疾患の有無を問わず、公の場で後輩に対して放った発言は「線を越えた行為」であるとして世論から厳しい糾弾を受けました。その後、辛氏は自身の非を認め、金多賢氏に直接謝罪を行うことで事態は沈静化に向かっていました。
ネット上で広がる冷ややかな視線と議論

事態が収束しつつある中で、過去の性犯罪容疑で実刑判決を受け芸能界を追放された高英旭氏が、この騒動に便乗して実名批判を行ったことに対し、市民からは「自身の疾患を免罪符にしている」「復帰が叶わない中、刺激的な話題で注目を集めようとしている」といった批判的な意見が相次いでいます。個人の健康状態と、他者に対する敬意の欠如を切り離して考えるべきという意見が主流となっており、成熟した文化社会における表現の在り方が改めて問われています。


