
ウルグアイ戦での得点をめぐり、ソン・フンミン本人が自身のゴールではないと語る一幕があった。しかし、最終的な公式記録はソン・フンミンの得点として確定している。
ウルグアイ戦での苦戦と試合展開
ロベルト・モレノ監督率いる韓国代表は28日、ソウルワールドカップ競技場で行われた国際親善試合で、FIFAランキング20位のウルグアイと対戦。結果は1-4での敗戦となった。韓国は前半だけで3失点を喫し、守備陣の連携や攻守の切り替えにおいて課題が露呈する厳しい試合展開となった。
後半開始とともにモレノ監督はキム・ミンジェやファン・ヒチャンらを投入し戦術的変化を試みたが、ウルグアイの勢いを止めることはできず、ダルウィン・ヌニェスらに追加点を許す結果となった。なお、韓国側の得点は後半80分に生まれた。

得点者をめぐる混乱の発生
後半80分、イ・ガンインが右サイドから放った鋭いクロスに対し、ゴール前でソン・フンミンが足で合わせる形となった。このプレーが直接ゴールネットを揺らしたが、試合直後から得点者をめぐり情報が錯綜した。
ウルグアイサッカー協会や一部の統計メディアが一時「イ・ガンインの得点」と表記したことで、現地メディアやファンを巻き込んだ議論が巻き起こった。ソン・フンミン本人も試合後のミックスゾーンにて「(イ・)ガンインのクロスだったが、ボールに触れた感覚がなかった。自分のゴールではないと思う」と否定的な見解を示していた。また、大敗という結果を重く受け止め「もし自分の得点として記録されるなら、すっきりしない気分だ」と率直な胸中を明かしている。

FIFAおよびKFAによる最終判定
混乱の末、大韓サッカー協会(KFA)は公式チャンネルを通じ、得点者をソン・フンミンと確定したと発表した。これは現場の審判団および大会運営本部が詳細な映像解析を行った結果によるものである。この判断を受け、FIFAの公式試合レポートおよび大手統計サイト『FotMob』や『SofaScore』も、最終的にソン・フンミンのゴールへと修正を行った。
これにより、ソン・フンミンにとってのAマッチ通算58号ゴールが公式に記録された。これは、元代表監督のチャ・ボムグン氏が持つ韓国男子代表の歴代最多得点記録に並ぶ大きな節目となっている。韓国のスポーツ界では、こうした公式記録の修正や判定について、中継映像をベースにした正確な検証が行われることが一般的である。


