
UCL歴史的快挙を達成したハリー・ケイン
ハリー・ケイン(33)がUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)の舞台で、またしても歴史に名を刻みました。バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に所属するケインは、22日にアリアンツ・アレーナで行われた2026〜2027シーズンUCLリーグフェーズ第3節のアーセナル(イングランド)戦において、1ゴール1アシストを記録。これにより、UCLにおいて史上2人目となる10試合連続ゴールを達成しました。なお、この記録の保持者は、レアル・マドリード時代に11試合連続得点を達成したクリスティアーノ・ロナウドのみです。
試合の経過と激しい攻防
試合はアーセナルの先制で始まりました。前半序盤にブカヨ・サカが負傷交代するというアクシデントがありましたが、代わってピッチに立ったエベレチ・エゼが前半25分、マルティン・ウーデゴールのパスを受けて冷静に先制点を挙げました。しかし、バイエルンもすぐに反撃を見せます。前半35分、ケインが放った正確なスルーパスをアルフォンソ・デイヴィスが決め、試合を振り出しに戻しました。
後半に入ると、ケインがさらに存在感を発揮します。後半14分、ケインのシュートがアーセナルのDFユリエン・ティンバーのハンドを誘い、ペナルティキックを獲得。後半16分、自身がキッカーを務め、冷静に右足で沈めてバイエルンに2-1のリードをもたらしました。ケインはかつてトッテナムに所属していたこともあり、伝統的にアーセナル戦には強く、通算22戦で16ゴールという驚異的な記録を残しています。
後半終盤の劇的な同点弾
バイエルンが勝利に近づく中、アーセナルも粘り強さを見せました。後半37分、ノニ・マドゥエケとヴィクトル・ギェケレシュの連動したパスワークから、デクラン・ライスがペナルティエリア内へ侵入。角度の狭い位置から放った正確なシュートがバイエルンの守護神マヌエル・ノイアーを破り、2-2の同点に追いつきました。
両チームのスタッツと今後の展望
この試合、シュート数はアーセナルが14本、バイエルンが13本といずれも互角の展開でした。枠内シュートも5本ずつと同数であり、ポゼッション率はアーセナルが53.9%とわずかに上回るなど、両者譲らぬ均衡した一戦となりました。
マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されたケインは試合後、「全体的に引き分けが妥当な結果だった。最後の局面で決定力を欠いたことは反省点だが、勝ち点1を獲得したことをポジティブに捉え、次の試合へ切り替えたい」と冷静に振り返りました。バイエルンは今後、この勢いをリーグ戦や次節以降のUCLにどう繋げていくかが注目されます。


