
暴行事件から1年、故キム・チャンミン監督の追悼上映会が決定
理不尽な暴行被害により帰らぬ人となった故キム・チャンミン監督を偲び、追悼上映会が開催されることとなりました。短編映画配給会社のムービーラボは9日、公式SNSを通じて、来月7日午後1時よりソウル・西大門区のフィルムフォーラムにて同上映会を行うと発表しました。

この日は、監督がこの世を去ってからちょうど1年にあたる日です。上映作品は『牛耳駅3番出口』、『その誰かの娘』、『ボイラー』、『返信』の4本で、観覧料は無料です。ムービーラボ側は「監督が生前に残した作品を通じて、彼が世に伝えたかった物語と心に再び向き合いたい」と、上映の趣旨を説明しています。
作品と共に振り返る監督の足跡

主催者側は、「一本の映画が残されることは、作り手の心と時間が作品を通じて長く人々のそばに留まることを意味する」と述べ、監督の遺志を分かち合いたい多くの人々の参加を呼びかけています。申し込みはムービーラボの公式案内を通じて行われ、座席数には限りがあるため、希望者は早めの申請が推奨されています。なお、本上映会はフィルムフォーラムやインディストーリー等の支援を受けて開催されます。
事件の経緯と司法の行方

故キム・チャンミン監督は、昨年10月20日未明に京畿道九里市の食堂で起きたトラブルが発端となり、暴行を受けました。病院へ搬送されましたが脳出血により意識を取り戻すことはなく、同年11月7日に逝去しました。監督は臓器提供を通じて4人の命を救うという最期の決断を下し、周囲に深い感動と悲しみをもたらしました。これは、韓国社会においても臓器移植に対する意識を問い直す契機となりました。
裁判の状況についても注目が集まっています。8日に行われた結審公判において、検察側は暴行に関与した30代の男2人に対し、殺人および障害者福祉法違反の疑いで、それぞれ懲役20年と15年を求刑しました。被告側は暴行の事実は一部認めているものの、「殺意はなかった」として殺人の容疑については否認しています。1審判決は来月12日に下される予定です。


