
女優のソンウ・ヨンヨが、長年所有し続けているソウル・梨泰院(イテウォン)の建物と、その独自の賃貸経営哲学を明かし、大きな注目を集めています。単なる資産運用の枠を超えた、彼女の誠実な姿勢が多くの共感を呼んでいます。
母から受け継いだ「適正家賃」の教え
ソンウ・ヨンヨは、自身のYouTubeチャンネル『順風 ソンウ・ヨンヨ』にて、キャラクター「ララル」の別人格・イ・ミョンファとともに梨泰院一帯を訪問。3世代にわたって暮らしてきた家族の歴史を振り返りながら、約65年間所有し続けている自身の建物を紹介しました。かつては前面に漢方薬局や衣料品店が入り、2階では彼女自身が舞踊教室を運営していたというこの建物は、彼女の若き日の思い出が詰まった場所です。


特に視聴者の関心を集めたのは、その賃貸運営方法です。ソンウ・ヨンヨは、亡き母から「入居者からあまり多くの家賃を取らないように」と教えられていたことを明かしました。「大家は建物から収入を得るが、入居者は労働の対価で家賃を支払っている。過剰に請求すれば彼らの生活が立ち行かなくなる」という母の言葉を重んじ、長年にわたり控えめな水準の家賃を維持してきたといいます。
入居者との信頼を重視する不動産運用
韓国の不動産市場において、賃貸料の値上げは一般的な慣習ですが、ソンウ・ヨンヨは母の遺志を守り、長期間にわたり大きく賃料を上げていません。その結果、入居者もほとんど入れ替わることがなく、祖父の代から住んでいる家族がそのまま息子に引き継がれて居住するなど、単なる契約関係を超えた深い信頼関係が築かれています。
1965年のデビュー以来、60年以上のキャリアを誇るソンウ・ヨンヨにとって、この梨泰院の建物は単なる資産ではなく、人とのつながりを大切にする彼女の人生哲学を象徴する場所となっています。最近ではYouTubeを通じて、長年の芸能生活で培った経験や日常を積極的に発信しており、華やかな芸能界の裏側で見せた地に足の着いた姿勢に、ファンからの敬意が集まっています。



