
2022年4月3日、米ラスベガスで開催されたグラミー賞授賞式でパフォーマンスを披露するBTSメンバー。ロイター=聯合ニュース
米国の無名作曲家たちが、BTS(防弾少年団)の正規5集『ARIRANG(アリラン)』のタイトル曲「SWIM(スイム)」が自身らのデモ曲を盗作したとして、HYBEなどを相手に著作権訴訟を提起した。
米音楽専門メディアのビルボードは9日(現地時間)、スティーブ・クーパー、ジョン・サンドラー、グレイリン・ジョンソンという作曲家3人が、BTSの「SWIM」と自分たちが制作した同名のデモ曲との間に相当な類似性があるとして、前日米国裁判所に訴訟を起こしたと報じた。
原告側は、HYBEとHYBEアメリカ、BIGHIT MUSIC、そしてバンド・ワンリパブリック出身のプロデューサーであるライアン・テダーをはじめとする「SWIM」の作曲陣を被告に指名した。ただし、BTSメンバーとRMは訴訟対象から除外している。RMは「SWIM」の作曲陣の一人である。
原告らは、著作権訴訟の核心的争点であるアクセス権に関連し、昨年3月からアーティスト・パブリッシング・グループ(APG)の経営陣など音楽業界関係者らにデモ曲を送付しており、その過程で「SWIM」の作曲陣の一部にも当該楽曲が共有されたと主張している。
原告側が依頼した音楽学研究家のアレクサンダー・スチュワート氏は、両曲を比較分析した結果、タイトルが登場するフックをはじめ、和声進行、テクスチャー、リズム、歌詞の要素などにおいて類似性が確認されると主張した。
スチュワート氏は「専門家の観点から見て、『SWIM』はBTS独自の創作作品ではなく、既存の楽曲をコピーしたものであるとの結論を避けることは難しい」と述べた。
同氏は過去に棄却されたエド・シーランの「シンキング・アウト・ラウド」やレッド・ツェッペリンの「ステアウェイ・トゥ・ヘブン」の盗作訴訟などにも関与した経歴がある。
一方、BIGHIT MUSICは10日、「当該訴訟は原告側の一方的な主張に過ぎない」として、盗作疑惑を反論した。
同社は「当社は『SWIM』が独立した創作作品であることを明確に申し上げる」とし、「今後の法的手続きにおいて厳正に対処する予定だ」との立場を表明した。

